つまらない小説の価値 「村上さんのところ」雑感

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  つまらない文学よりビジネス書を読め!

 

小説の価値というのは分かりづらいものだと思う。
最近の世知辛い世の中では特にそうだ。

手っ取り早く、具体的に効果のある知識を、誰もが
効率的に求めている。慰み物の小説など、人生に結
果を残そうというりっぱな人間は読みはしない。

村上春樹氏がWebで質疑応答しているサイトがある。
「村上さんのところ」と言う。期間限定でいろんな
人から質問を受け、村上氏がそれに答えている。

その中で、ある人の質問に目が留まった。小説を読
んでいたら、社長から、そんなもん読むぐらいならビ
ジネス書を読めと怒られたという。

小説を読む価値はなんでしょうかと質問していた。

それは僕も聞きたい答えだ。ビジネス書を最近まで
むさぼるように読み、それさえ読めばりっぱになれ
ると夢想していた。

が、そうは簡単に行きはせず、最近はほとほと疲れて
しまい、昔、愛していた小説を再び読もうと思ってい
る。

ただ、読みたい思いに素直に順応すれば良いものを、
自己啓発書とビジネス書の合作から生まれた弊害で、
効果と価値を求めてしまう。邪な読者だ。

村上氏は現代の二の足を踏んでいる小説好きに対し
てこう答えた。

小説を読むと、調子の良い、底の浅い嘘を直感的に
見抜くことができる。そして、小説はすぐには役に
立たないけど、長いあいだにじわじわ役に立ってく
る。と、結論づけた。

やっぱり、小説を読むのは確かな効果があるようだ。
これで、心置きなく、小説を手に取ることが出来る。

でも、なんだかこれって、ホンモノの楽しみ方じゃ
ないだろうな。いかんな。

 

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