仕事のついでに京都に行ってわずかな時間で写真を撮り歩く

仕事で京都に行ったので、早めに入り午後遅くからカメラを取り出し撮り歩く。

不思議なことだけど、京都というのは全くもって住みたいとは思えないのだけど、

如何にもこうにも気持ちが強く惹かれてしまう。それに、全身に感じる衝動は尋常なものではない。

この濃くて深い愛憎に似た感情は、歴史的な縁があるのかも知れない。なんて、身勝手に歴史を想ったりしてしまう。

※アップルストア京都に行ったけど、やっぱり入れず。

とにかく、時間がない。ゆっくりできるのは今日だけで、明日は忙しく京都を離れてしまう。それなら、すっぱりと撮影なんて捨て置いて、明日の仕事に専念すればいいものの、来たからには取らねばならぬと、余計な焦燥感と責任感に追い立てられ、愛用のα7IIを引っ掴んで飛び出した。

無論、レンズはSIGMAの45mm単焦点。潔く行く。

てな、カッコつけたところでどうしようもなく、これしか持っていないのだから、清く正しく潔くなんて話ではない。単に、金なしなだけである。

京都では、どこもかしこも絵になるのが、悔しい。

交通機関を使うのが勿体無く、ひたすら当てずっぽうに歩きつつ、目当ての場所にスタスタ歩く。歩きつつ、目に留まったところへ向けてシャッタを押す。

この繰り返しでぬらぬらと歩いているから、時間がいくらあっても足りやしない。

あっという間に、陽が傾いてくる。途端に京都の街が風情に満ちる。自ずと撮れる時も消えていく。

焦りつつ、それでも興味惹かれるところへ引っ張れ、休むことなく撮り歩く。3時間以上足速に飲み食いなしに歩いた果て、足が棒になり、真っ暗な慣れぬ道をフラフラとようやくホテルにたどり着いた。

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