凡庸雑記「場所」★怠け者の性なのかいつでもどこでも出来やしない。

マンダラートと言うのが昔々あった

昔、一時期マンダラーとという、アイデア出しツールがある。ほんの一瞬、話題になっただけなので、ほとんどの人は知らないかもしれないが、マインドマップかこれかって、知る人ぞ知るアイデアツールだった。

個人的にはとても興味を持って、自作リフィルを作ったり、iOSアプリをかじったりしていた。

ただ、今はどうしているのだろう。全く、噂を聞かなくなってしまった。根強い使用者はいるとは思うが、マインドマップに大きく引きさなされた感がある。

欠点とは一概に言えしないが、とにかく販売されているツールが高かった。たかがマスを組み合わせているだけなのに、専用の手帳やアプリ等々かなり覚悟が必要な金額で、結果が出るか出ないか、使い続けるか分からない。

失礼なことを言わせてもらうと、まじないか占いのようなはっきりしない自己啓発系のツールにしては、かなり思い切った強気の商売をしていた。

本質はとても良いのに、低価格で市場を握ってしまえば、後々、見返りがたくさんあると思うのだけどと、残念に思っていた。

”場所”こそが成功の秘訣なのか

で、話は変わるが、マンダラートの本ももちろん買ってしまった。

その中で、創造するには何が必要なのか?才能、ツール、時間等々必要なのは多々あるが、意外に抜け落ちやすく、それでいてとても重要なのが”場所”の選択と確保。

何かをするためには、それを行うための場所が必要。最適な創造を行うためには、最適な”場所”が必要。とても重要なことだが、時として人は、場所なんて関係なく、自分の才能と気合で切り抜けてやると、意気込んでしまう。

しかし、創造のための”場所”が何よりも大切である。それをおろそかにすると、結果的に意識と時間が奪われて、満足いく結果ができない。

と、そんなことを書いていた。

どれだけ整っていても、ダメな事もあるもんだ

これを読みながら、とにもかくにも優柔不断で環境に流されて、流されて、気がついたら一体どこにいるのやら?と、常々、頭を抱えている僕にとって、とても納得いく、身につまされる内容だった。

繊細で、知的な僕は(おいおい)どうにも周りが気になって仕方がない。些細な人の吐息や、歩いている足のリズム、はたまた、空気の流れの方向(?)等々、気になり始めるととめどもなく、集中の二文字が体全体から蒸発してしまう。

せっかく、良い場所があったとしても、整えられた状況であったとしても、それがどうにも気に入らないということが、何かを作り出すことが叶わないということが多々ある。

今願う、うすらボケした責任感を温かく迎えてくれる世界を

環境に左右されてしまうのは愚の骨頂、無才の権化。そこで、なんとか克服したいとは思うのだけど、どうしても思うに任せない。

それならば、いっそのこと、完全敗北を素直に認め、心地よく集中できる場所へ、とっとと、逃げた方が良いのではないか。

逃げ足の速いのが、どんな積み重ねた場所でも、躊躇なく捨てられるのが、僕の特筆なのだから。良い場所を求めてさすらうのも一考ではないか。なんて、思ったりしたりして。

願わくば、そんなお気楽で、うすらボケした責任感を、温かく受け入れてくれる、全世界になって欲しい。

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