凡庸”物欲”雑記「Gショック購入」かくして、Apple Watchは星となった。

愛用時計が壊れた

今まで愛用していた安物の時計が壊れてしまった。

時計自体は問題なく、どこが壊れたのかというと、バンドが切れてしまった。

5千円ぐらいの時計だったので、バンドだけを交換することが叶わず、腕に巻くことが出来なくなったので、この機に新しく買うしか無くなった。

安物と言いながら、電波時計かつソーラー充電の素晴らしい機能のため、いつでもどこでも1秒も狂うことなく、時間を教えてくれた優れものだった。

ただ、しばらくすると表示されなくなったり、なぜだか別の時間帯が表示され、ボタンで切り替える必要があったり、不便なところもあった。

そんな不満点もあり、もう十分使ったからこの機会に新しく購入することに。

なるべく手頃な都合の良いGを

新しく購入すると言っても、あまり時計にお金をかけたくはない。でも、正確な時間は仕事上必要。電波時計の快適さを知ってしまった身としては、やはりそれは譲れない。

電波時計で限りなく安く、おまけにそれなりの機能と、長期間安心して使えるサポート。それらを頭の中に放り込み、グジャグジャと混ぜ合わせ導き出したのが、この時計。

泣く子も黙るカシオのGショック・ソーラー電波「GW-M5610-1」


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正直な話このGは興味なかったのに

楽天ポイントがそれなりに貯まっていて、れを使えば実質必要なのが数千円。デザイン的にあまりにもシンプルで、物足りなさに寂しさを感じてはいたが、ここは仕事道具として割り切って、こちらにした。

本音を言うと、容姿に全く魅力を感じない時計だったから、眼中にはなかった。でも、知り合いが使っていて、小型で軽く、仕事でいろんなところに突っ込む必要があるから、ぶつけたり引っ掛けたりすることが少なそうなところが、気に入った。それに、お値段がGショックの中ではお手頃なのが嬉しかった。

Gショックを受け取ったこれで立派な社会人

今日の昼過ぎ、受け取って。箱を開けると、マトリョーシカのごとくその中にも箱が。それも、Gをあしらった、結構ごじゃれた箱。

ちゃんとした時計を新品で買ったのだけど、みょうに感動してしまった。やっぱり、新品は素晴らしい。

開けると、すでに時計は動いており、日付も時間も合っていた。取り出して腕につけて即、始動。

つけた感じは、軽くて小さいのでつけていることも忘れてしまう。ほどでもなく。ゴムのベルトはどうも違和感があるので、これは仕方がないと忘れる努力をする。しばらくすると、意外とつけていることを忘れている時があるので、慣れが大切だとつくづく思う。

こうして、新たにGショックとの生活が始まった。正確な時間が日本人の仕事には必須なので、これでようやく正しい時間と、正しい社会人が手に入れることができた。めでたしめでたし。

永遠に頭上に輝くApple Watchと言う星

と、終わらないのが悲しくて、やっぱりApple Watchへの焦燥と妄想は捨てがたい。

この機会に、思い切ってApple Watchを、せめてSEを手に入れた方が、素晴らしく良く、幸せだったのか、勇気ある冒険的だったのか。凡庸な人生を、刺激的に彩ることが出来たのではなかっただろうか。(支離滅裂)

でも、前にも書いたのだけど、時計なんかに最新のデジタル風潮を混ぜ込むことはしたくない。数年ごと新しくなり、バッテリーやOSが古くなり、買い換える恐怖に苛まれる精神的な不安に取り込まれたくないのだ。

それに、一番の恐怖は、”家族”がなんと言うかだ。あんなもん、意気揚々と左手首に付けている愚行を行えば、即刻、糾弾されて断頭台のつゆと消えるはず。

もう、恐ろしくて、考えるだけで贖う勇気が湧いてこない。

こうして、永遠にApple Watchは頭上に輝く星に違いない、僕にとっては。


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