凡庸雑記「女性雑誌」





ゴールデンウィークのぼんやりした日中。

今年は仕事がないので、自堕落な時間を堪能している。

家では、映画やドラマ、アニメなどを家人が嫌がるので、(趣味がまったく真逆を超えて憎悪の対象となる)AirPodsで聴きつつ密かに見るか、人の目を気にしながらの窮屈なことはあまりにも酷と、読書に邁進している。





幸いにも、Kindleには読みかけの書籍が枚挙にいとまなく、日本の大型連休ぐらいではびくともしない。それに、iPadには楽天マガジンが鎮座しているので、世界中の雑誌がこれまた“枚挙にいとまなく“(意味がわかっているのか?)存在している。

楽天マガジンの中で、まず読むのはカメラとMac、ガジェット関連。気が向けば小難しい経済や、世界情勢などなど。気晴らしとして気に入っているのは、文具や小物、旅やアウトドアなんぞをたしなんでいる。





その中、意外にこれはおもろいぞ。と、気に入っているのは、女性向け雑誌。

むろん、煌びやかなモデルがブランド物を手に持っている品じゃなく、(オヤジを赤面殺しさせる恐るべきもの)洗練された衣食住を紹介している雑誌がとても気に入っている。





女性向けとは言え、肩肘凝らない自然な生き方を望む老若男女には、よき友、よき指南となるような内容の記事と写真。

記事は流行りに左右されない生き方の知識や知恵を紹介している。また、写真を趣味としている人間とっては、掲載されている写真がコントラスト低めの淡い絵作り、少しハイキーで暖色の暖かく落ち着ける発色。よくよく雑誌に合わせられた“よき写真“で嬉しい。





これを読んでいると、自然で軽やだけど、深みのある豊かな生き方が、僕にも、あなたにも出来そうで、嬉しく微笑んでしまう。

本屋で、無垢的オヤジがこんな雑誌を手に取ることなんて、一生なかっただろう。

ビジネス男子のファッション雑誌も悪くはないのだけど、ギラギラコテコテイケイケの勝ち組雑誌というのは、あくせく手に入れようとする挑戦的で積極的な力強さが最近どうも無性に鼻につき、下品としか思えなくなっている。





それに比べて、あゝなんと気持ちの良い読み物だろうかと安堵してしまう。

まあ、ギラギラ勝組と一見真逆な、洗練無欲の自然人。これはこれで、高い知性と、手の届かない才能と、豊かと表現できる十分な富に支えられていて、過去現在未来、無知と欲と後悔にまみれた一般人には、程遠い存在のが哀しい現実。

どこまで行っても夢想でしかないのかも。

《新品》RICOH (リコー) GR IIIx 【オリジナルPURPLEリングキャップ プレゼントキャンペーン対象】[ コンパクトデジタルカメラ ]【KK9N0D18P】
価格:117891円(税込、送料無料) (2022/5/5時点)楽天で購入

 




 

↓人気ブログランキングに登録しています。記事がよかったらクリックをお願いいたします。


人気ブログランキングへ