凡庸雑記「小さい本屋」★雑誌で出会ったその小さな本屋

思わぬ出会い

思わぬことがあるもので、この間高松の商店街の果ての、何気ない住宅街の中に、とっても魅力的なちっちゃい本屋を見つけた。

そのことを、少し書いた覚えがあるが、その本屋がおしゃれ雑誌に紹介されていた。

同じ高松だし、どこかで見た事のある店内だなあと、記事を読んでいたらやっぱりあの本屋だった。



どんどんチェーンの大型書店が巷から消えていく中で、こんな趣味性の高い個人本屋が世の中で増えている様子。

記事には、ここだけでなく日本中の小さくこだわった本屋を紹介していた。

余裕と予算があれば、日本中の愛すべき本屋を見て回る旅に出たい。

好きな本屋と旅。何とも素敵な冒険だろうか。



本は読まない本末転倒

ただ問題なのが、本屋好きだが、本は読まない。本末転倒。重要なところを間違っている。何のために本屋を訪れ、その存在を尊んでいるやら。

こんな僕でも、遠い昔むかしは本をよく読んでいた。病に犯された布団の中、唯一の旅の友は小さな文庫本。それが世界の全てだった。



それがだ最近動画が溢れ、そちらの方へと自ら進んで足を進め、今や抜き差しならぬ間柄に。



それでも本を求めたい

やはり、刺激的で魅惑的に意識を麻痺させてくれるのは動画が最高に間違いない。誰だって、文字を追うよりも、直接目と耳から直接入ってくるのには、抗えない。

隠して依存性の高い僕は、本を読まなくなってしまった。いや、読みたい思いはあるけれど、その時間があれば、iPadを開いてAmazonプライムビデオのアイコンをタップしてしまう。



が、そんな僕でも、いつの日か魅惑な本と、魅力的な小さな本屋で出会い。本ってやっぱりいいもんだと、感慨深く遠く見つめる日が来るかもしれない。

終わり。



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