つまらないレンズの話 Nikonの単焦点はどれが良いのか?

この間、ズームか単焦点か。つまらない悩み事を書いた。

最後は、単焦点がいいんじゃないかなぁと締め括ったが、ここで新たな、つまらない悩みが湧いて出た。

今使っているのがNikon Z6だから、NikonのそれもZレンズを買うしかないのだけど、いったいぜんたいどの単焦点を買えばいいのやらと、悩んでいる。

少し前までは、これ一択で半ば予算の関係上諦めて悟っていた。

そのレンズとは、Nikon 40mm f2、もしくは28mm f2。このレンズたち、とても手に入りやすいお値段なのに、マウント内径が55mm、フランジバックが16mmとNikonZの思い切りの良い設計の恩寵を受け、安いながら光学性能を比類なきまでに高め、撒き餌レンズの域を超えた描写性能を得ている。(らしい。目を皿のようにネットの記事を読んだ範囲ではね。実際使ったことはないからあくまでも受け売り。)

ただ、人生にこれ一本!と、欲を出すと、高慢チキで虚栄心の強い僕は、一歩前に出たレンズに袖を引かれてしまう。

超絶神描写の名レンズの誉高いZの50mmf1.2は望まない、そんな、イカロスの如く天に近づきはしない。ただ、これまた名レンズの名を欲しいままにしている、Nikon 50 f1.8ぐらいは許してもらえないだろうか。と、懇願しするのだ僕の虚栄心が。

さりとて、かなり予定の予算よりも超えてしまう。悩ましい。

Z 40mm f2が、32,000円ほど、それが、Z 50mm f1.8になると、69,800円に跳ね上がる。その差は37,800円。なんと、28mm f2もおまけとして買えてしまう。中古にすれば、一万弱は安くなるが、せっかくならば新品か、なんて思う。

そんなこんなで、人生最後のレンズはなかなか決まりそうもない。

現実的には3万円を出してZ 40mm f2をとっとと、手に入れたほうが写真生活は豊かに楽しくなるに違いないが、ネットで写真を本気でやるならばうんぬんかんぬん書いているのを見ると、やっぱり、七顛八倒苦しんでも50mm f1.8を手に入れたほうが、いいのかしらんとも。

いったいどっちにするべきなのか。価格コムのレビューを見ては悩んでいる日々である。

ちなみに今回載せた写真は、昔持っていたSONYα7IIに単焦点のシグマ 45mm f2.8を付けて撮った写真。少しだけ使ってNikonに宗旨替えしてしまったけど、これはこれで素晴らしい写りを与えてくれた。

多少不安定なところがあったが、当たれば艶のある描写と、立体感のある絵作りは、惚れ惚れした。単焦点の素晴らしさを教えてくれたレンズだ。これが、Nikonに付けばと今でも時々思ってしまう。

特に、絞りリングが付いていて、直感的に手で絞りを合わせられるのは、遠い昔、死ぬほどFM2を使っていた身としては、涙が出るほど嬉しかった。

個人的には、レンズでの絞り調整が、いまだに最強だと思っている。

噂ではシグマがZレンズに対応するとかしないとか。出たらいいなぁと思わざるを得ない。

ただ、ZにはZレンズがどうしても最強最適に違いないから、もう、少しあれこれと単焦点のZレンズを悩みたい。この無駄な時間と徒労が一番楽しいのかもしれない。

それにしても、書いていて妙に疲れてしまった。

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