今日 7:13 アップルが開発者に100台のApple TVでテストさせる理由とは? Brian P. Rubin ReadWrite Japan

6月8日のWWDCではApple TVについての発表は何もなかったが、だからといってアップルはこれをなかったことにしたわけではない。現に開発者がアプリのテストに使うためのTVを、今週一気に100台に増やした。

最近はまったくなりを潜めたAppleTV。あくまでも趣味の範囲だと、別段積極的に開発をしていないこの製品が、Appleの未来を決めるかもしれません。

この記事によると、iPhoneやiPadなど主力製品と同じように、開発者がアプリテストを行うためのAppleTVを、今週一気に100台に増やしたと伝えています。火の消えたようなAppleTVになぜ100台?その謎は、今Appleが進めているHomeKitにあるかもしれないとのことです。

SiriがサポートされたApple TVはスマートホームを操作する新たな中心になるかもしれない。

次世代のApple TVはおそらくSiriが統合され、HomeKitフレームワークによるスマートホームコントロールが提供されることだろう。Apple TVに紐付けられるHomeKitに対応した新しいデバイスに関しては、多くのテストが必要かもしれない。

次期AppleTVには、Siriが搭載されHomeKitフレームワークによるスマートホームコントロールが行えるようになるかもしれないと、予想しています。iPhoneやiPadでもHomeKitが実装され操作はできますが、リビングに常にあるApple TVが使えるならより便利になります。

今後、限界が見えた通信デバイスやコンピューターから、トータルなライフスタイルを提供する為により多くの資産を投入する考えが見えてきます。Appleが車を作る、家を作る、家電を作るなどの噂も、あながち的外れではないのかもしれません。

個人的には、有料音楽配信サービス「AppleMUSIC」が始めることだし、定額制の映画配信でもAppleTVでやってくれないだろうかと願っています。最新の映画でなくていいので、その代わり、過去の名作や、ヨーロッパの巨匠の作品、ビスコンティやフェリーに、タルコフスキーなどの、今ではレンタルショップに置いていないので、流してほしいと願います。