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  4Kでスポーツをなめらかに、インフォシティがデジタル放送の必須特許権者に。WirelessWire News The Technology and Ecosystem of the IoT.

動画配信や放送に関連するニュースを紹介する。NTTは、現在4K配信に使われている秒間60フレーム(60P)の映像と、スポーツ映像などの被写体の動きが激しい映像に適した秒間120フレーム(120P)の映像を、同時に伝送可能なHEVCソフトウエアエンコードエンジンを開発した。

NTTが4k配信に使われている60pの映像と、スポーツ映像など動きが激しい映像に使われている120pの映像を、同時に伝送できるHEVCソフトウエアエンコードエンジンを開発しました。

エンコード方式は「時間方向階層符号化」を使用し、同時伝送を可能にしました。これにより60Pと120Pそれぞれの受信機に、一つのビットストリームを配信するだけで良くなります。また、「可変ビットレート」の採用で、映像によって符号量の割り当てを可変させ、データ量を40%削減できたと発表しています。

この技術は、今後、NTTアドバンステクノロジが取得し、ソフトウエアコーデック開発キット「HEVC-1000 SDK」と、ファイルコンバートソフトウエア「RealFeel FileConvert 4K」に利用され、販売されるとのことです。