출간기념파티 10 / Jinho.Jung

機能、デザイン、ストーリーと、顧客が重視する価値が変遷してきたというお話でしたが、これってすべての業界で、同じように進行しているんでしょうか?

ストーリーが必要、そう教えてくれる記事に目がとまりました。 前にどこかのサイトか、ビジネス書で読んだ覚えがあります。

たんに機能だけで商品紹介をしても、人の心には残りません。何か関連づけをしないと、心に植え付け、購買の行動にはつながらない、たしか、そんなことを書いていました。

人はとてもストーリーに引かれる生き物のようで、まったく関連のない事柄でも、そこから物語を作り出すようです。

そういえば、ぼくが何とはなく気に入っていて、よく見たり聞いたり、買ったりするものや、サービスは、どれも、強い物語が作られています。

一つは、そう僕らの愛している。

Apple

それに、いろんなデーターを放り込める

Evernote

もう一つは。

ほぼ日手帳のほぼ日

ほかには、ダイソンなんかもそう。

今あげたものは、たんなる機器や、サービスを超えた、人を惹きつける物語があります。

そう言えば、これらみんな経営者や、ユーザーが積極的に情報を発信しています。顔が見える活動や、自分の言葉の発信を、惜しまず、恐れず行っています。

自分の中に、自分が提供するものに対しての、明確な意味と自身があるのでしょう。

彼らはみな、自分で起こしてきた起業家です。だからこそ、これだけの、言葉が生まれてくる。そこが、物語を作り出せる秘訣なのかもしれない。そう、思います。

そういえば、ローマ帝国の基礎を作り出した、ユリウス・カエサルも発信が、とんでもないほど得意でした。カエサルが弁論に立つと、元老院の会議室が人でいっぱいになりました。それに、ガリアを征服した時には、絶妙なタイミングで「ガリア戦記」を出版し、自らの正当性と実績を、世の中に示したのです。

これから、他の一般企業が物語を作り、これからの激しい競争を乗り切るためには、かなりの覚悟が必要になります。個人の個性が埋没している状態では、とうてい言葉なんて出てこないし、そこれがなければ、物語は作れない。

失敗を恐れず、正面切って打ち出す、仕組みが必要です。

たた、サラリーマン体質の色濃い企業では、個人の個性を打ち出すのは、なかなか難しい。 その代わり、得意の商品の個性を打ち出して、人に語らせず、ものに語らせる必要になります。 そのためには業界の他製品から、頭一つ飛び抜けた製品を出していくことが重要になる。

個人の個性が見えなくても、製品で物語を語ることで、印象に残り強い購買意欲を駆り立てられるもので、ぼくが印象的なのは。

RICOHのGR

SIGMA DP

SONYのα7

LEXUS

LEICA

なんてものがあります。カメラ好きなので、ついカメラ系が多くなってしまいました。 これから、それぞれの企業で、物語が必要になるのなら、真剣に考えて、手を付けられるところから、粛々と進めていかなくてはと、自分の事として、悩んでいます。