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今年もInterBeeに行ってきた。

毎年行っています。InterBeeに今年も行ってきました。最後の日に午後からなんとか滑り込んで、全体をさらっと、そして、もう一度はじっくりと見て回りとても楽しかったです。

カメラはこの間買ったiPad mini4!なんたって800万画素もあるから十分使えます。最近は、コンデジを持って歩かず、iPad mini4で撮り歩いています。これで、フラッシュが付けば最強なのですが、なぜかiPadシリーズには付いていません。これさえあれば、仕事で完全に使えるのにどうして付けてくれないのでしょう。

さて、早速撮り歩いた写真をご紹介。

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歩いていると懐かしい地名が目に飛び込んできました。徳島神山で4K映画祭が行われるとのこと。この数年インターネットインフラを整備して、県内外からIT関係者お集めて、自然の中のサテライトオフィスを展開しています。

とても興味が出て、詳しいことを担当者に聞こうと、立っているお兄さんに声をかけたのですが、いまいち説明が要領を得ずよくわかりませんでした。せっかく気合を入れで出していると思うのに、実に残念です。

徳島4K映画祭

Toku4k

次は「GoPro」さすがに人気商品だけあって、広々とした展示場を使って展示しています。今回、パノラマ映像技術のソフトを新たに展開しており、その説明と機種デモをしていました。

Goprot

「GoPro」

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CANONの展示場にでは、HDRモニターを大々的に展示していました。これは4K8Kと並んで、動画映像の要にしようとしている技術のようです。写真を乗せましたが、iPad mini4ではその差がうまく出ませんでした。でも、映像の精細さと立体感が格段によくて、とても美しく興味が惹かれました。今後、普及するかは正直不明ですが、いろんな映像技術があるものだと感心します。

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ドローンの不正使用の問題で、その飛行を制御しようとする議題が世の中を賑わせていますが、今回の展示でドローンでの空撮製品がたくさん出ていました。4kカメラを設置して、高性能な振れ補正でなめらかな空撮をします。本格的な映画撮影にも十分使える映像です。これから、刺激的な映像を望む要望が増えてきてくるはず。ドローンはこれからも普及していくでしょう。

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CANONの4Kカメラを接続して手ぶれ補正で高画質映像。

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カメラの映像を、リモコンに接続したiPhoneで確認できます。

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震災が起こってから、長距離無線LANの要望がとても高まっていると聞きました。これで、5km以上も届きますから、臨時通信にはとても役が立ちます。でも、自転車はないでしょう。そんな感じです。

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実はテレビを変えただけでは4k や8kは映らないかもしれないなです。電波を通すケーブルやブースター、分配器などが高い周波数である4k や8kの周波数帯を通さないと映らないのです。今までだと3000MHzまででよかったのが、それ以上の周波数、3224MHzが通らなくてはなりません。

これから熱心に高画質の4K・8Kの製品とコンテンツを提供していくはずですが、見えないところが肝心要になる可能性があります。それにしても、新しいマンションや、住宅ならば問題ないのですが、古い住居はどうするのでしょうか。その辺を解決できる技術が、意外と必要になるかもしれません。

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SONYは大型スクリーンに、今度上映する映画の予告を上映。確か、ビルの間を綱渡りする男の物語。題名は「ザ・ウォーク」主演は ジョセフ・ゴードン=レビット。とても好きな役者です。予告編です。大迫力でビルの間を通るシーンでは、見入ってしまいました。さすが !SONY。でも、それ以外は展示内容は覚えていません。

 

4K外部レコーダーの「ATOMOS SHOGUN」が大々的に展示していました。デジタルカメラに取り付けて、4K動画を記録します。開発しているのはオーストラリアの会社で、日本での知名度はそこそこですが、海外ではかなりのものらしいとのことです。

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実は、数年前のIntereBEEでこの商品を見たのですが、一番狭いフロアで、日本語もろくに話せないけど、ほとんど勢いで機器を説明していたことをよく覚えています。なかなか、いきが良くて面白い青年でした。それが、今回はとんでもなく大きな展示場で展示しているのですから、驚きです。そんなに売れたのでしょうか。

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通信関係の機器もたくさん出ています。日頃はお目にかからない衛星通信機器も展示されています。最近はインターネットでの中継が多くなりましたが、場所を選ばない衛星通信はいざという時に力になります。

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海外製の自動捕捉アンテナを乗せた、衛星通信車。

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こちらは日本製の平面自動捕捉アンテナ。とても綺麗な造りです。さすが日本製というべきでしょうか。

IPでの通信もモバイルの段階に入り、ロケで活躍しています。LTE回線を機器に複数取り付けて、太くて安定した回線を確保することで、放送に耐えられる中継を可能にしています。

LiveU [LU500] 三信電気株式会社

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このモバイル中継機器は放送局に100台以上使われているとのことです。LTEが普及した日本ではとても効果的な通信機器です。もう、大きな通信機器を乗せた、通信車両を用意する必要はありません。

そして、LTEを使って、そして、より簡単に映像中継するために、使えるものは使おうと、iPhoneにカメラが付いた振れ止めアタッチメントを展示していました。結構な人だかりで、小さな映像作家や、通信会社がこぞって集まっていた感じです。皆が、真剣に見ていて、大人気でした。僕も触ろうとしていたのですが、イケイケの紳士にさっと横から取られてしまいました。それが長い間真剣に使っていて、触れるどころでなくて、諦め他に移りました。

Osmo

高精度スタビライザー付き小型カメラ「OSMO

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この高精度スタビライザー付き小型カメラ、値段も結構しますが、かなりの人気商品商品なようです。撮影された映像を見るととても滑らか。これならば、ロケや映像作品作りに存分に使えます。

さて、一番感動した展示物はいったい何だったのか?というと、実は今度ロードショーされる「スターウオーズ」の予告でした。何たって最高の音響で、流していたのですから。みんな釘付けで見入っていました。

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いや、本当に上映がまちどうしい。とてもキレのある映像で、さすがアクション映画を撮り続けた、JJ・エイブラハムの経験と才能が存分に活かされた作品です。

モバイル映像機器にとても元気がある感じがします。近いうちに静止画以上に、動画配信がコンテンツの主流になる気がします。それに、放送局も大小に関係なく、ライブ感のある、迅速で、本質に密着した内容で評価される世の中になるのでしょう。

ある面今までの放送関係者には厳しい時代になるかもしれませんが、それを機会と捉えて、情報に飛び込んでいく姿勢があれば、誰もが情報の中心になれる世の中ですから、ここは怖気付かず積極的に飛び込んでいくべきでしょう。そういえば、せっかくiPad mini4を持っていたから、動画も撮ればよかった。根っからのカメラ好きなので、どうしても動画は億劫に感じて手が出せません。今度、挑戦してみなくては。

以上が今回のInterBeeで見聞きしたすべてです。それではまた来年も行けることを祈りつつ。終えます。