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↑この記事のネタ元です。

怠け者と書いていますが全く怠け者ではなくて、本当に重要なことに対して正直に行動する人のことです。人よりも秀でた才能と、知性と、それを実現する意志の強さがないのに、かたっぱしから断っていると、日本ならば速攻で村八分になって仕事を干されてしまいます。挙げ句の果てには、リストラ室に送られて冷や飯を食うことになるのです。

この話は間違いなく事実で、本当に優秀な人は自信に満ちていて、人をはねつける強さがあります。簡単な雑務など頼もうならば、逆襲されてしまう感じがひしひしと伝わります。自分のそばにも、そんな人がいます。全く雑務どころか、本業も全くやらず、周りもその人は仕方がないと大目に見ています。でも、いつ身につけているのか不思議なぐらいに、仕事に関する技術や知識をふんだんに取り入れていて、皆んなが手に負えないいざということが起きると、颯爽と現れて知識を駆使し、解決しています。

 

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怠けているようで、実は緊急ではない重要なことを、常に考え対応しているのです。

でも、それは特殊な人間に違いなく、誰も彼もできることではない。一種の稀有な社会的現象として、客観的に受け止めないといけないのではないかと思います。下手に、凡人レベルの人が、天才と同じように会議や、メールや、実務・雑務を断り続けたならば、反感を買うばかりです。正直な話として。

 

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でも、凡人なりに彼らと同じようになれなくても、この内容の要点は身につける必要があります。自分の強みを発見し、それを高める時間をどう確保するのか意識することです。何かを身につけるには、時間が必要です。いろんなやるべきことや、やりたいことを押しのけてまで、本当に行うべきことなのか。それを強く確信する必要があります。そうすると、それを果たすために、削れるところは可能な限り削る意識が生まれてきます。

おのずと、天才ほどとはいかなくても、行動にメリハリがついて、他人や雑務に振り回されないような、行動と雰囲気が出ていつしか周りも納得していくのではないでしょうか。雰囲気と書きましたが、意外と人は、特に日本人は目に見えない暗黙知を中心に物事を判断しています。生活の端々から感じる言動から勝手に解釈して、対応を変えてくれます。

 

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何か、需要なことを熱心にやっているなと感じれば、いつしか雑務程度の仕事は頼まれなくなります。そして、空いた時間で強みを伸ばし、結果を出しさえすれば、凡人でも天才レベルの結果を出せるはずです。ただ、周りでは実務仕事を皆があくせく行っていますから、結果が出せないと怠け者として、かなり肩身の狭い状態となります。天才はある程度結果が読めているので、このような怠惰なわがままがやりやすいのかもしれません。具体的な結果がまだない凡人は、この通りやっても結果が出なければ、社会のつまみものになるのですが、それを覚悟して自己責任で行わないといけないリスクはとって当たり前、というところでしょう。

僕なんかは本物の怠け者で、仕事はできるだけしたくない。それじゃ、将来のために仕事の知識や、開拓をするわけでもなく、放っておいたら、ひたすら映画を見たり、写真を撮ったり、本を読んだり生産性のないことばかりをしています。これでは、単なるダメダメ男なので、いまだかつて大した実績もなくてお粗末さんです。この記事では、怠け者が世界を変えると書いていますけど、ここでいう怠け者は全く怠け者ではなくて、四六時中仕事のことを考えている長時間労働者です。過酷な条件の仕事をこなしている、悲惨な仕事人間というところです。

 

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怠け者なんて書くと、牧歌的に自分の生き方に合わせて、スローライフを送っているイメージがありますが、実は仕事に人生のすべてを捧げた、過酷な労働者なのです。本当の怠け者の僕は、仕事を断って時間が出来たら、のんびりと待ちを歩きながら写真を撮るか、映画館にしけこんで名作でも観るに違いありません。仕事なんてやるつもりは毛頭ないというところです。これが本当の怠け者、世界なんて救えるわけがありません。

 

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