最近ご主人がはまっているのが、なんとあの「BABYMATAL」 「万年筆につぶやき」

僕は万年筆。ご主人からは日頃はほって置かれて、時々使われている。最近は使われている
ことが多くなって、モレスキンのノートにせっせと僕を使ってメモを書いている。

僕のご主人は日頃音楽なんて聞かないのに、時々、極端にはまる時がある。一度はまると、
延々と聴き続けて、止まらなくなりおかしいんじゃないかな?と思うぐらいに、同じ曲を
何度でも繰り返し聴いている。

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ご主人、依存性の高い性格なのだろう。それに、偏執狂なところがある。でも、飽きると
本当に見向きもしなくなり、あれだけ聞いていた音楽を、全く聴かなくなる。

あまり、継続性がないというか、本質的にちゃんとした趣向の価値観があるわけでなく、
ほとんど気まぐれや、人の評価で左右されて、好きになったと錯覚するのだろう。根のない人である。

そんなご主人が最近はまって聞いているのが、「BABYMATAL」

まさかあのご主人がアイドルにはまるとは、世の中も変わるものです。もともと、アイドルというか、可愛い女の子に興味津々だったのかもしれません。メタル組み合わされた本格的なアイドルバンドなので、これはアーティストだ!とごまかして、はまっているのかも。

ご主人自信どうしてはまったか全くわからない感じです。とにかく、今の今まで、聞くのはクラッシック、それも、純然たる一昔の鬼籍に入った指揮者や演奏者しか聞かないとのたまわっていたのですから。どういう心境の変化でしょう。

ことのはじめは、どこかのネットニュースで、「BABYMATAL」なるアイドルバンドが海外で人気になっていることを読んでから。どうせ、AKBや日本のアイドルがやったみたいに、仕込みでコンサートを開いて、日本大好きなオタクが集まった狭い小屋での人気だと思っていたご主人。

どんなもんかなと何気にYouTubeを検索すると、出るは出るはコンサートの様子を撮った動画がわんさか。音も画ももそれほど良くないのだけど、会場の興奮とライブでの音楽の質がよくわかったのです。

ただ、初めて聞いた時は、やたら楽曲のメロディーが良くて、アイドル向けに一時的に売ろうかなで作られたものではないこと、バックバンドが異常なほど上手かった。それと、日本人からすれば、気恥ずかしくなるぐらいの歌詞。そのことだけだ、耳に残ったようです。

ただ、何度か聞くうちに、あれだけ難しい楽曲を、踊りながら安定して歌い上げる安定度と声量。それに、全くメインの歌手よりも前のめりの演奏をする超絶上手いバックバンドの音があるにもかかわらず、ちゃんと聴こえてくる歌詞。これは、聞き誤っていたと、僕を持つ手を震わせながら、実はそんなことはないのですが、ご主人思ったのです。

それから、英国のウェンブリーでコンサートを成功させ、全米を回り、着実に前進している彼女らをYouTubeで観ながら、ドンドンはまっていくご主人です。

いつもなら、もうそろそろ飽きて聴かなくなる時期なのですが、ちょっと、先になりそうです。

そういえば、ご主人ふと思ったようなのですが、「BABYMATAL」の良さの本質はライブ感。CDや配信ならば、確かに音がとても良くて、耳に心地よいのですが、やっぱり、スマホで撮った雑音満載のYouTubeの方がいい。とても、らしい。

音楽には、整えられた録音で聴くことがいいものと、生のいびつな状態で最善を尽くしているものを聴くことが至高のものがある。後者は理屈でなくて人を惹きつけて離さない。その代表とご主人や、僕が思っているのが指揮者のフルトベングラー。そして、「BABYMATAL」もその中の一つ。

クラッシックとメタルって、はなはだしい程離れている存在なんですけど、なんか、同じ触感を感じるんですよね。思いつきだけなのですけど。

彼女らのツアーは9月の東京ドームで終了します。ご主人も僕も、決して彼女らのコンサートにはいかないでしょう。相変わらずアマゾンブライムの音楽配信か、YouTubeで楽しむつもりです。でも、彼女らの活躍が永遠とはいかなくても、歴史に残るものになって欲しいと、広い背世界の片隅で願っております。

それでは、また、名もなき万年筆でした。

これなんか最高なんですよ!









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