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Appleの7〜9月期の決算は、主力のiPhoneの販売台数が5%減で、総売上高は9%減、純利益は19%減の減収減益だった。iPhoneの新モデルの発売は期末の2週間前だった。

アップルの第四半期(7〜9月)決算が発表された。売上高は前年同期比9%減の468億5200万ドル。純利益は19%減の90億1400万ドル。残念ながら3期連続の減収減益の結果となった。

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響いたのはiPhoneの売上減少。同四半期の販売台数は5%減の4551万3000台。売上高は13%減の281億6000万ドル。勢いよく販売されていた、iPhoneも一息ついた感がある。アンドロイドとの性能差も少なくなったし、圧倒的に価格安いので、厳しくなるのは当たり前。

iPhone7はとても魅力的な製品に間違いないが、これ一本だけだと変化に対応できない。iPadも売上高17%減の57億3900万ドルと厳しい状態というか、それほど万人が使う製品でない。

ひと昔にはメイン製品だったMacも、売上高が17%減の57億3900万ドル。ただ昔に比べたら安定した販売結果だと思うが、iPhoneの桁違いの結果にはとても及ばない。

今のところ、アップルはiPhoneの販売台数減を止めるために、ApplePayを日本で開始した。日本では未だiPhoneのユーサー数が多く、販売台数も安定しているので、確実な線を確保したのだろう。

ただ、iPhone以外の柱を急がなくても、着実に育てないといけないのは間違いない。もちろんアップルと手をこまねいているわけではなく、最近でも積極的に新サービスや製品に投入している。

興味を惹かれたのが、サービス部門の売上高が24%増加し、過去最高を記録したと伝えていた。ハードやソフトのとは別の柱として、iTunes StoreやApple Music、その他のサービスなどが着実に育っていることを教えられる。

結果として、アップルの売上収益減少は新たな変化の必要性を伝えている。iPhone以上の革命を起こすほどの製品を、アップル好きとしてはどうしても期待してしまう。

でも、魅力的な製品が出尽くした今後、小さな革命的製品を出しながら、それを連携して、よりアップルらしい心地よいサービスを提供する方向になっていくのかもしれない。

iTunes StoreやApple Musicなどのサービス部門が好調だった。これは、iPhoneやiPad、それにMacとの連携を重視して、より総合的な展開をしていく証明だと思う。とにかく、性急に結果を期待せず、じっくりと構えて待ってるべきだ、こんな記事もあるから。


アップル「減益決算」に秘められた再浮上の芽









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