↑この記事のネタ元です。
登場したときには、正直けっこう期待して、これからiPhoneの操作すべてが声をかけるだけで出来ると喜んでいました。日本語対応がまだなとき、少しでも早く使いたくて、英語で操作を試みたことがあります。
そんな、期待満載の「Siri」でしたが、なかなか思った通り動いてくれなくて、使わなくなってしまいました。今はせいぜいタイマーや,天気の確認ぐらいでしょうか。
AmazonやGoogleが、スマートスピーカーを競争するように発表し、かなりの評価を受け、音声アシスタントの市場を名実ともに切り開いているのに比べて、Appleの「Siri」は停滞している感があります。
本来ならば音声アシスタントでAppleらしい心地よい操作を一歩も二歩も飛躍させていたかもしれなかったと思うと、残念でなりません。なかなか停滞から抜け出ないそれには、やはり訳があったようです。
スポンサードリンク
この記事を読むと、「Siri」の開発の途中、さまざまな軋轢や機能的な障害が多数発生していました。
もちろん、未来の布石として重要度はAppleも知っており、これをサービス会社としての扉にしようとしていました。
元Appleスタッフは「Appleはサービス会社として再構築しようとしているが、そのコアはまだ製品設計である」と語ったとされている。
ただ、チームの技術レベルの問題、多くの関係者間での社内内紛などが、足を引っ張ったようです。
Appleのソフトウェア開発チームとサーバのインフラ開発チームのレベルが低く、バックグラウンドでの処理が追いつかないばかりか、深刻なバグが多く累積されていた状態だったと語っている。
今でも「Siri」の可能性はとてもあるはずです。音声で違和感なく自然に会話するように操作が出来るようになるのは、年々複雑になってきている操作の解決策の一つになります。
それに、iCloudとAppStore、iTunes、Apple Payなどと組み合わせて、コンテンツ販売の機会を広くすることができる。
でも、これはもうGoogleやAmazonが今やっています。それを、後追いで、ましてや思うに任せない開発状態です。これからのAppleがどう進んでいるのか、厳しい現実があるかもしれませんが、愛すべき「Siri」ちゃんを苦労しながらも諦めずに、育てていって欲しいと、願っています。
|
|