【書評】なぜ、ドイツのメディアは日本をこんなにも嫌うのか国際2018.08.20 98 by 『クリエイターへ【日刊デジタルクリエイターズ】』
ドイツメディアが報じる悪意に満ちた日本の情報。特に原発に敏感なドイツ人の日本への反応は、驚くべきものでした。
日本人というのは、自分でもなんだか分からないのにドイツが大好き。僕もそう。何ででしょうね。白人系の文化が意味も無く好きで、その中心的存在がドイツ文化だからでしょうか。
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ドイツが好きな理由の一つが、彼らが作り出す機械の魅力がとてつもなくある。カメラであれば、ライカ。車で言えばベンツ。戦車で言えばタイガーなどなど。
機械以外にもベートーベンのクラシック音楽。
そして、映画にしても、アニメにしても、潜在的にドイツを好意的に描いています。
その、我らが愛すべくドイツは、見事な片思い。それも、相手は忌み嫌っている状態。なんとも、実りのない恋の行方のようです。
ただ、本来ならこの本を読んで、内容を理解して故でこんなことを書くべきですが、大好きと一方的に愛情を傾けているドイツが、実は、嫌悪しているのが日本という悲恋を知り、なんだか書かずにはいられませんでした。
ドイツにとって日本は、世界中でほとんど唯一のライバルだ。日本の好調は嫌悪しかない。だから常に攻撃の矛先は日本に向く。
こんな一文が書かれていましたが、冷静に考えると、日本というのはドイツに憧れて、ドイツのお得意の分野を駆逐してしまった存在です。
カメラだって、車だって、工作機械等々。日本製品が世界では幅をきかせています。
それを考えると、ドイツが日本を永遠の宿敵だと考えてもさもありなん。
でも、日本のアニメや、自然、文化などを愛してくれるドイツ人もいますので、なんとか仲良く互いに切磋琢磨出来ればなと思うばかりです。
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