映画

やっと!とうとう!「パシフィック・リム」を観た。

 

 

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  やっと!とうとう!「パシフィック・リム」を観た。

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もう観れないだろうなとあきらめていた「パシフィック・リム」をやっと観てきました。
正直、今のところ映画館で観た中で、ダントツNo.1!

初めのロボット出撃シーンで、ロボットアニメや、怪獣映画大好き男の心を鷲づかみ。
ほれぼれするほど。頭に乗り込み、それが本体へスライドされてセットされる、
間違いなくマジンガーZの妄想。スライダーで勢いよく出撃するのはエバか!

すべてのシーンがどこかで観たことのあるアニメや、映画の積み重ね。もう、
理屈じゃ無くて心躍り、涙が溢れてきました。まったく、泣かせる映画じゃない
のに、泣かせてくれる。素晴らしきオタク映画。

突っ込みどころは確かにあるが、そんなことは二の次三の次。まさに、お祭り
ですね。とっても満足して、映画館を後にしました。

ひさしぶりの、何度でも観たい、映画です。 

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「パシフィック・リム」が大盛り上がり。だけど?残念なところが。

 

 

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  今年最高の傑作が世紀の名作になり損ねた理由 – 映画評 – Pacific Rim

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惜しい。
惜しい。
惜しい。
アレさえあれば、この先何十年も残る傑作になったのに。

この長い興奮に満ちた映画評を読むと、やっぱり、この最近観た数本を
やめて、そのお金でこれを観れば良かったと、地団駄踏んでいる。

まだ、やってはいますが、本数が少なくてタイミングが合わない、
本数が多いときに観れば良かった。

最近では「風立ちぬ」でしっくりこず、DVDを待っても良かったと
思い。「ワールド・ウォーZ」でそれなりに満足はしたものの、こん
な熱っぽい評論を読むと、「パシフィック・リム」と迷いまくり結局
は観なかった、
自分の選択の愚かさを呪う。

それにしても、演出も、映像も、特撮も、演技も満足いくものなの
に、音楽それ故に、合格の印を押せないなんて、かくも創作は難しく、
細部に、多岐に美意識の網を広げなければならない過酷さを知る。

改めて思い返せば、最近の映画にしても、アニメにしても、名作たる
ものは、以上に音楽が耳に残る。出来合いのものでなく、作品を溺愛
し、映像と双璧を無し、作り上げられた一つの生命として地位を持つ。

それがなかった。この映画は。地位を保ち得なかった。

それ故、「パシフィック・リム」は見たくなる作品ではあるけれど、
忘れられない作品にはならなかった。と、締めくくっている。

それが、現実なのかどうなのか、やっぱり一度見てみなくては。
ただ、今の状況だと、DVDになるだろう。せっかくの大迫力がスポ
イルされそうで残念だ。 

個人的にはこの映画の監督ギレルモ・デル・トロさんの作品で好きな
のは、バンズ・ラビリンスです。

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なかなかの快作「ワールドウォーZ」次回作が楽しみだ。

 

 

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「ワールド・ウォー Z」ブラッド・ピット過去最高の興収を達成

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 ブラッド・ピット主演のパニック超大作「ワールド・ウォー Z」が、この週末で世界興行収入5億0260万ドル(約490億円)に達した。

この休み中妻子が田舎に帰省し独身生活に戻ったので、せっかくだから映画館でちゃんと
映画を観ようとあれこれ考えて、結局は「ワールド・ウォー・Z」を観ることにしました。

前に町山智宏さんのこの映画の解説で、ブラッドピットが製作も兼ねており、かなり力を
入れて作った作品だと言っていました。「パシフィック・リム」とぎりぎり悩みましたが
こちらにしました。

期待通りの素晴らしい出来で、見終わって満足しています。映画館で見るべき映画です。
結構長い上映時間ですが、 切れのある編集でぐいぐい引っ張ってくれ全く飽きさせない。

ゾンビといえばスプラッター映画の代名詞でしたが、最近作られる映画は、ヒューマン
ドラマになっています。混乱した世界の中で、人間性を保ち生きていくのかがメインテ
ーマになっています。

この作品も、血が飛び散る場面はほとんど無く、社会が混乱し崩れる中で、どうやって
危機を乗り越え、問題を解決していくかを重点としています。主人公も軍人や、スパイ
などでなく、一般人の設定です。ただ、紛争地帯の問題を解決してきたエキスパートで、
混乱した状態でどう動くのかを、徹底して考え抜いてきた人として設定されています。

今後、この作品は4部作になると聞きました。導入部としてはまずまずの出来と言える
完成度の高い作品でした。これからの世界の有様をブラピと共に見ていきたいと思うに
は十分な作品です。
 

 

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やっぱりもう一度観た方がいいのかな。「風立ちぬ」

 

 

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 映画を一回観ただけで評価するのは危険なのかもしれない。この間観た
「シャイニング」もそうですが、年齢と共に、経験と共に、映画の意味
が伝わる場合があります。

この間観て正直しっくりこなかった「風立ちぬ」もそうかもしれません。
とても素晴らしい映像作品でしたが、その意味が十分理解出来ず、また、
納得できず、消化不良のまま終わりました。

そのことは、 「「風谷ぬ」その風で入り口にも立てず。」で書きました。
映像面、演出面で素晴らしい力作だとは思いつつ、途方に暮れる私の感想
を吐露した内容です。

そんな中、数日前にPodcastの「ライムスター宇田丸のウィークエンドシ
ャッフル」を聞きました。毎回おもしろためになる映画批評をしてくれて
います。観るだけで無く、膨大な資料を読み、いろんな角度から批評して
くれ、ためになり楽しめます。

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この間、「風立ちぬ」の批評をしていました。この物語の本質、つまり理
解出来る人にのみ向けた、宮崎監督の個人的美学に溢れた作品であること
を語り、それが理解出来るか否かで感じる度合いが変わってくると伝えて
いました。

その彼がこの映画を3回観たと語っています。1回目は途中寝てしま
ったほどだったとのことです。これほど、この作品を賞賛し、細部にわ
たり、作者の意図を語る彼が、初めは惚けた世界で立ちすくんだわけ
です。

1回や2回では、それが深く作者の意図を表した作品では、
到底理解出来ないのかもしれません。一度観ただけで安易に評価する
ことは実に危険なことで、作者への不品行になるのかもしれません。

やっぱり、また見直すべきなのか、それにしてもお金が無い。
これが最大の障害ですか。それにしてまた観なきゃなあ。 

 

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アシュトン・カッチャーの努力やいかに?ジョブズ米国上映

 

 

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  アシュトン・カッチャーが「ジョブズ」になるために取り組んだこと

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米国で、本日ついに「Jobs」公開です。

先ほども映画ジョブズのことを書きましたが、自分として危惧しているのが、アシュトン・
カッチャーの似ている度。確かにとがったハンサムだけど、ついこの間まで存命だったジョ
ブズに近づけたのか?

記事によると、ジョブズに似せるため、かなりの努力をしたと伝えています。

ジョブズのインタビューや、プレゼンを観まくり、好んだ本を読み、愛した芸術家を調べ、
内外からジョブズを捕らえようとしたようです。

その結果やいかに。すでに観た人からは良く特徴を捉えて、なりきっているとの言葉もあり
ます。日本ではまだ少し先の11月上映。その時にきっとカッチャーの努力が分かるでしょう。 

 

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「風谷ぬ」その風で入り口にも立てず。

 

 

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  「風立ちぬ」されど我立たず

 

どうしても映画館で映画が観たくなります。最近はMacやiPadでほとんど映画を観ており、
その手軽さで週1本近く観ています。映画好きにはとても良い時代になったなあとも思う
のですが、映画館で映画を観ないことに物足りなさと、後ろめたさがあります。

映画好きと言うのならば映画館で観なくては、そんな呪縛がやはりあります。

土曜日、久しぶりに映画館に足を運びました。どうしても映画館の暗闇の中、何事にも気
を奪われず、じっくり映画を観たくなったからです。映画そのものを観るというよりも、
映画館に行くことを主とし、映画を従とするそんな体験をしにいったわけです。

観たのは宮崎駿の「風立ちぬ」。当初は「華麗なるギャッツビー」を観るつもりでしたが、
いかんせん上映本数が少なく、それに、夕方からの上映で時間を持て余し過ぎました。

丁度、「風立ちぬ」の公開日で、上映本数も多く、映画館に行った時、今まさに始まろう
としていました。迷うのも面倒だったので、そそくさと入館手続きをし、映画館へ潜り込
みました。 

正直、感想としては私自身は今ひとつ感情移入が出来ず、淡々と物語が進む中、置いてけ
ぼりをくらった気がした。「つまらない」と一言で片付けるのは簡単ですが、この映画を
作り上げた人たちの、“思い”に私ごときの感性では到底ついて行けなかったのです。

ただ、これはあくまでも私の感想で有り、この作品を特に最後のシーンを手放しで褒めて
いる方々も多数おります。だいたい、知的水準の高い、しっかりとした意思のある場合が
多い。

私自身、映画館で宮崎駿監督の作品を観て、すぐに、手放しに、感動したことは無く、
何度かの機会を得て、複数回観ることでやっとその良さがおぼろげに分かることばかりで
す。この作品も間違いなくそんな一作ではないか?そう、想定しています。

その根拠となる、記憶に残る良いと感じる部分を書き出して整理してみるのも一考かなと
思い、ここに書いてみます。

主人公と妻となる女性が出会うシーンで、重要な鍵となる出来事が起こります。「関東大震
災」なのですが、この描写が本当にすごい。自身の前の振動音が一瞬唸った直後、次々と
建物が崩れて、火を放つ。この辺の描写は手練手管の限りを尽くしています。

また、今回は大人向けとしたおかげで、女性がとても美しい。性的表現も盛り込んで、本
来の愛交わりが、幾重にも重なり悲恋の深みを増しています。特に、婚約を決め、病床の身
を押して、急場の結婚式をするシーンなど、鬼気迫る美しさと、切なさでした。宮崎監督が
こんな女性の描き方が出来るとは驚きです。 

仮住まいの部屋での二人の夫婦生活も素敵でした。夫婦生活といっても、病状が回復せず、
ほとんど寝たきりの妻が、傍らで仕事をする主人公に手を握ることで夫婦のつながりを持と
うとする愛らしさと、切なさは、感極まりよかった。

そして、最後。

零戦が完成し、仕事の山を越えたことを見届けて、自ら高原の病院に去る妻の、美しいこと!
宮崎監督がかなり意識したのでしょうか。まさに、「第三の男」のラストシーンとうり二つ
です。広いつばの帽子と、美しいコートが流麗な歩調で去って行く様は、これをラストにし
ても良かったのでは無いかとさえ思いました。

振り返るに、なんだか悲恋の方に心を奪われたようです。一方の、それも主となる零戦作成
に至る物語は、個人的には心がさほど動かされませんでした。宮崎監督の飛行機に対する、
“希望”や“夢”は感じたのですが、機械が知性と経験と組織によって組み立て行く手順が今ひと
つ具体性を持たないような気がしたのです。

もちろん、要所要所では飛行機の技術的表現はあるのですが、それが、流れとなって一つの
、つまり零戦への流れになっていないのでは無いかと感じました。「美しい飛行機を作りたい」
常々そう吐露する主人公の言葉が、まるで魔法のように響き、空中から飛行機が飛び出した
ような感覚を感じました。もしかしたら、物語の論理的構築は宮崎監督は不得手ではないの
かとさえいぶかったぐらいです。

それは、重要な転機に訪れる「夢」のシーンに象徴される気がします。

現実の物語がある程度のところに行くと、「夢」のシーンが盛り込まれ、主人公の夢や理想、
目標などが、純粋に語られます。それは、どこまでも希望に満ち、限りなく純粋に輝き、
人生の正当性をつかさどります。このシーンは重要なアイコンであり、このことで、主人公
の飛行機作成への根本的意味を表現しています。ただ、それ故現実的な部分がごっそり抜け
落ちて、従として従う形になっているのでは無いかと思うのです。

この映画が、これまでも素晴らしい場面で組み立てられているのに、その全体がどうしても
腑に落ちないのは、この「夢」のシーンゆえではないか。私としては、生活の機微から宮崎
監督なら十分に主人公の“思い”を表現できただろし、その方が、時代の中で翻弄される人々
の人生の骨格を強く明確に描けたのではないかと思います。

私自身は現実の世界の物語に意識が埋没しかけたとたん、この「夢」のおかげで、正直、
興ざめしました。宮崎監督故の必要不可欠な表現方法ですから、減らすことも、消すことも
出来なかったでしょう。そうしたなら、宮崎監督の宮崎監督としての意味が無くなる。

この、「夢」のシーンが心地よく受け入れられるか否かで、この作品の真価を理解し、
深い創作の核心へ進展していくかどうかが決まるのでしょう。私は、その入り口さえも立て
なかった。

「風立ちぬ」に対し、いろいろぶしつけに書いてしまいましたが、宮崎監督自身号泣され、
その他、著名な方々も賞賛を惜しまないこの映画。是非とも我が目でご覧になってください。
私の戯言など参考にせず。

それから、公開が延期した「かぐや姫」。この、予告編が流れました。筆で書いたような
絵作りで、なかなか好感が持てました。それに、とにかく動きがすごい。秋の公開が楽し
みです。 

 

 

 

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小さな映画を届けます。アールグレイフィルムが全国の上映者にDVDで映画を提供。

 

 

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劇場で公開中の新作映画をDVDにして地方の自主上映会向けに貸し出すーそんな斬新な上映方式を打ち出した映画がある。「日経産業新聞より」

シネコンが増えましたが、集客が見込める作品ばかりを上映し、かえって中小規模の秀作が
かからなくなりました。それに、名画座と言われる小さな映画館も消えていき、小さくても
質の良い映画を作っても見てもらう機会も、見る機会も少なくなりました。

そんな現状にまけじと、工夫を凝らしている会社があるようです。独立系のアールグレイフ
ィルムでは、制作・配給する「モンゴル野球青春記」をDVDとブルーレイにして、公式サ
イトで申し込んだ上映者に送付します。

貸出料は1席1000円×席数でそれを自己申告してもらうとのこと。映画を好きな人なら悪い
人はいないとばかりのおおらかさです。同社の豊田マネージャーが語るに「映画を愛する人
はこんなことで嘘をつくはずがないという性善説に立っています。」とのこと。なかなか、
太っ腹でうれしい言葉です。

低迷を続ける映画界。それに、引っ張られる小作品の数々。何とか光を当てたいものです。
この試みが成功することを映画付きの一人として、応援したいと思います。

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アールグレイフィルム 

 

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ちょっとした、ちっちゃな、みんなの映画館

 

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  「階段シネマってなんかいいな」何気ない街角に、ちっぽけな映画館があってもいい。

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これ、なんかいいですね。階段を映画館にしてしまうアイデアです。

百式さんのBlog「IDEA*IDEA」で紹介されていた。ビルの階段を映画館にしてしまう
アイデア。煉瓦造りのビルの狭い通路にかぶせてスクリーンを取付、皆は階段に座り
映画を鑑賞します。

なんだか、一体感満載で楽しそうです。映画の原点に立ち返る最高のアイデアです。

 

 

 最近よくレンタルビデオ屋に行きます。昨日も「クラウド・アトラス」やその他
を借りてきたのですが、映画好きの私としてはやっぱり映画館でじっくり楽しみ
たい。

だけど、ますます上映期間が短くなり、一日の上映回数も限られたものになって
います。巨匠と言われる監督の作品でも、あっという間に上映が打ち切られます。
だから、気になった映画も気がつけば見逃して、DVDになってから観ることに
なります。

確かに、MacやiPadで観ることが出来るようになり、とても助かってはいるので
すが、どうしても物足りないし、映画館で観ればよかったと後悔する作品も多数
あります。

そこで、ちょっと小さくて、自由で、安い映画スペースが出来ないかと思います。
ショッピングモールの片隅に、数名で観られるモニターかプロジェクター、そし
て、サラウンドシステムを用意して、買い物ついでに来た人たちが、ワンコイン
だいたい5百円で映画を楽しめる。

上映作品は、SNSで集っても良いし、映画の詳しい人が定期的に選定してもいい。
選んだ作品をFacebookなどで掲示し、いいねの数で決めていくとか。自由な
楽しみ方と、個性的な上映内容にしてみるとおもしろいかもしれません。

観た後は、Coffee片手に感想を言い合ったり、映画の楽しさを伝え合ったり、
映画好きの人たちで、良い雰囲気を作る為に、カフェとタイアップしてもいい
かもしれません。

良い映画を、映画館で楽しむ習慣が、だんだん消えゆく今。消さないように
ちっちゃくて、ちょっとした、みんなの映画館が必要です。 

 

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「幸せへのキセキ」性善説の必要性

 

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  「幸せへのキセキ」やっぱり前向き性善がアメリカ映画に似合っている。

 

 

実際にあった、嘘のような本当の話を、キャメロン・クロウ監督が映画化した。 しかも、誰にでも起こりうるキセキ(奇跡)として描いた。 2006年に、イギリスの動物園を買い取り、家族とともにそこへ移り住んだ、イギリス人ジャーナリストの実話である。

最近、深刻な不況の影響や、広がるテロの恐怖、終わりの無い中東での戦争なので、
映画自体も暗く苦く出口の無い内容が多くなったアメリカ。

でも、やっぱりアメリカ映画は、希望を素直に表す映画が最高に素晴らしい。そして、
しっくりくきます。この映画も見終わって、希望を持つことの大切さ、勇気への賞賛、
そして、人と繋がることの価値を直接的に描きとても好感が持てました。

映画館では確かにあっという間に終わりましたが、こんな映画こそ映画館でじっくり
と楽しみたい作品です。

ジャーナリストが会社を辞めて、ほんの偶然から動物園を手に入れて、そこから、
様々な問題を解決し、仲間との信頼を築き、子供たちとの愛情を繋ぎあう過程が、
力みの無い演出で流れるように語られていきます。

主役はマット・デイモン。それに、スカーレット・ヨハンソン。二人とも、派手な
アクションヒーローや、お色気むんむんの悪女をやるよりも、絶対普通の人の機微を
演じた方がいい。特にスカーレット・ヨハンソンは、お色気女優として有名で、様々
な作品もでいていますが、それよりも、個人的には日常の中、生活の波風に抗いなが
ら気丈に生きていく平凡さが合う人だと思います。

マット・デイモンは言わずもがな、あの人なつっこい顔と、ずんぐりとした体型で、
やっぱり普通のおっちゃんがいい。

別にそれは両者に対する不満でも、侮蔑でも無く、普通の人を演じても十分魅了する
ことの出来る、安定した演技力があるからです。

日頃、戦争や犯罪や、争いの多い社会的作品を粋がって観ている私ですが、たまに
こんな心温まる作品を観るべきだなあと痛感した次第です。 

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「アリス・クリードの失踪」に打ちのめされる。そして、映像の未来をはせる。

 

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  「アリス・クリードの失踪」と映像の未来

 

「アリス・クリードの失踪」という映画を観ました。
前からレンタルショップで目立つように置いてあり、とても興味をそそられて
はいましたが、さほど有名な役者も出ておらず、地味目なイギリス映画との
思いもありなかなか手に取れませんでした。

だけど、ケースに受賞内容がたくさんのせられており、一見の価値は十分
あるかもと観ることに。

わずか3人で物語が進行していきます。本当に3人だけで、たとえば町中のシー
ンでも、歩いている人もいなければ、町の雑音もありません。画でも音でも
本当に3人だけです。

だけど、脚本が高密に組み立てられているのと、演出が俊敏で的確なため、
物語を縮小させることなく、強引に物語へ引き込んでいきます。

大編成のオーケストラが最高の品質を保つためには、いつでも小編成の管
弦楽団の感覚を忘れてはいけないと聞いた覚えがありますが、映画にも
言え、大規模な演出の映画でも、主要な人物に明確なフォーカスがされて
いないと、混乱しか記憶に残りません。

しかし、ちゃんとフォーカスされて、彼ら中心に脚本と、演出と、構図と、
編集が巧みに折り重なると、無限とも言える広がりと、重さを映像から
受け取ることが出来る。まさに、そんな映画でした。

最近は、CGなどで手軽に派手な演出が可能になりましたが、演出者は絶
対に、フォーカスすべき2,3人を見失うことをしてはいけません。
それをしなかれば、このように絶妙な人間関係を緊張感と幸福感で描き
切ることが出来るのですから。

僕がこの映画で心底惚れたのが、映画の構図。へたなドキュメンタリー
風に手持ちでぶらした構図を使わず、カメラの位置と役者の演技の
バランスを取りながら、考え抜いた安定したレンズで、動きを想定
しながら、固定した構図で取り切っています。

優雅というか、繊細というか、剛力というか、豪胆というか、繊細さ
としたたかさが見事に溶け合った構図です。奇をてらった構図と、
素早く不確かな動きを持つ構図が多くなった今、かえってとても新鮮
で美しい。

3人しかいないからでしょうか。演出にも苛烈な要求が演出と演者の
中で沸き立っています。必要性のある容赦ない裸体。言葉のいらない
怒号の動き。言葉一つで幾重にも変化する魂の脆弱さ。ほおずりした
いほどの知性に打ち付けられた、無骨な演出です。おもしろい!

この映画を観て不遜にも思ったのですが、2人の腕が立ち、身も心も
知り合った役者と、最近の一眼レフがあれば、面白い、映画が撮れ
るかもしれない。そう言えば、最近CanonがEOS70Dを出しました。
これは、写真よりも動画に非常に力を入れています。本気で満足の
行く、映画が撮れるカメラです。

この映画を見終わった後、何よりもの感想が、「映画を撮りたい」
その一言でした。この様な映画は到底撮れやしませんが、限られた
ロケーションと、キャスト、に芳醇な脚本と、的確な演出が振りか
けられたら、もしかしたら撮れるかもしれない。そんな、妄想に駆
り立てられる。この映画の最高な評価はそれに尽きる。

もしかしたら、Canonは確信犯的に今後、静止画を捨てて、動画へ
カメラを変化させようとしてるのか、そう、思わされました。それ
だけ、動画市場は広く、深く、魅惑的です。話はずれてしまいまし
たが、この映画の出来が、Canonのカメラ戦略の方向と見事に合致
しちょっと空恐ろしく、ちょっと愉快に感じたNikonおたくの僕です。

最後は映画とは違った、カメラ論になってしまいました。
それほど、限られた、本当にほんとうにシャープにフォーカスした手
持ちの武器で、ここまでの作品が作れるのか、人の心に訴えられるの
か、それならば、名も無く、力も無く、絆も無い哀れな創造者でも、
一滴の芸術を産み出すことが出来るのでは無いか?そんないちるの
光りにも似た希望を感じ書きました。

それにしても、イギリス映画は時に、こんな常識を超えた映画を作って
くれます。一時期世界の宗主国となった、英国人の持つ知性の広さと、
柔軟さ、それと偏光性は侮れない。これは、なかなか真似できないでしょう。
この監督の次回作が楽しみです。 

 

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