映画

「幸せへのキセキ」性善説の必要性

 

「つかめる!“高画質”CUBE」

H.264 HD超小型Encoder・Decoder

株式会社セイロテレコミュニケーションズ

※スポンサーサイトです。クリックすると移動します。

 

shizuoka_13_7_72

 

  「幸せへのキセキ」やっぱり前向き性善がアメリカ映画に似合っている。

 

 

実際にあった、嘘のような本当の話を、キャメロン・クロウ監督が映画化した。 しかも、誰にでも起こりうるキセキ(奇跡)として描いた。 2006年に、イギリスの動物園を買い取り、家族とともにそこへ移り住んだ、イギリス人ジャーナリストの実話である。

最近、深刻な不況の影響や、広がるテロの恐怖、終わりの無い中東での戦争なので、
映画自体も暗く苦く出口の無い内容が多くなったアメリカ。

でも、やっぱりアメリカ映画は、希望を素直に表す映画が最高に素晴らしい。そして、
しっくりくきます。この映画も見終わって、希望を持つことの大切さ、勇気への賞賛、
そして、人と繋がることの価値を直接的に描きとても好感が持てました。

映画館では確かにあっという間に終わりましたが、こんな映画こそ映画館でじっくり
と楽しみたい作品です。

ジャーナリストが会社を辞めて、ほんの偶然から動物園を手に入れて、そこから、
様々な問題を解決し、仲間との信頼を築き、子供たちとの愛情を繋ぎあう過程が、
力みの無い演出で流れるように語られていきます。

主役はマット・デイモン。それに、スカーレット・ヨハンソン。二人とも、派手な
アクションヒーローや、お色気むんむんの悪女をやるよりも、絶対普通の人の機微を
演じた方がいい。特にスカーレット・ヨハンソンは、お色気女優として有名で、様々
な作品もでいていますが、それよりも、個人的には日常の中、生活の波風に抗いなが
ら気丈に生きていく平凡さが合う人だと思います。

マット・デイモンは言わずもがな、あの人なつっこい顔と、ずんぐりとした体型で、
やっぱり普通のおっちゃんがいい。

別にそれは両者に対する不満でも、侮蔑でも無く、普通の人を演じても十分魅了する
ことの出来る、安定した演技力があるからです。

日頃、戦争や犯罪や、争いの多い社会的作品を粋がって観ている私ですが、たまに
こんな心温まる作品を観るべきだなあと痛感した次第です。 

shizuoka_13_7_69

 

 

 




 

 




 

 

★人気ブログランキングに登録してます。 クリックご協力願います。

人気ブログランキングへ←クリック!

「アリス・クリードの失踪」に打ちのめされる。そして、映像の未来をはせる。

 

「つかめる!“高画質”CUBE」

H.264 HD超小型Encoder・Decoder

株式会社セイロテレコミュニケーションズ

※スポンサーサイトです。クリックすると移動します。

 

sanpo_tiba_136_2

 

  「アリス・クリードの失踪」と映像の未来

 

「アリス・クリードの失踪」という映画を観ました。
前からレンタルショップで目立つように置いてあり、とても興味をそそられて
はいましたが、さほど有名な役者も出ておらず、地味目なイギリス映画との
思いもありなかなか手に取れませんでした。

だけど、ケースに受賞内容がたくさんのせられており、一見の価値は十分
あるかもと観ることに。

わずか3人で物語が進行していきます。本当に3人だけで、たとえば町中のシー
ンでも、歩いている人もいなければ、町の雑音もありません。画でも音でも
本当に3人だけです。

だけど、脚本が高密に組み立てられているのと、演出が俊敏で的確なため、
物語を縮小させることなく、強引に物語へ引き込んでいきます。

大編成のオーケストラが最高の品質を保つためには、いつでも小編成の管
弦楽団の感覚を忘れてはいけないと聞いた覚えがありますが、映画にも
言え、大規模な演出の映画でも、主要な人物に明確なフォーカスがされて
いないと、混乱しか記憶に残りません。

しかし、ちゃんとフォーカスされて、彼ら中心に脚本と、演出と、構図と、
編集が巧みに折り重なると、無限とも言える広がりと、重さを映像から
受け取ることが出来る。まさに、そんな映画でした。

最近は、CGなどで手軽に派手な演出が可能になりましたが、演出者は絶
対に、フォーカスすべき2,3人を見失うことをしてはいけません。
それをしなかれば、このように絶妙な人間関係を緊張感と幸福感で描き
切ることが出来るのですから。

僕がこの映画で心底惚れたのが、映画の構図。へたなドキュメンタリー
風に手持ちでぶらした構図を使わず、カメラの位置と役者の演技の
バランスを取りながら、考え抜いた安定したレンズで、動きを想定
しながら、固定した構図で取り切っています。

優雅というか、繊細というか、剛力というか、豪胆というか、繊細さ
としたたかさが見事に溶け合った構図です。奇をてらった構図と、
素早く不確かな動きを持つ構図が多くなった今、かえってとても新鮮
で美しい。

3人しかいないからでしょうか。演出にも苛烈な要求が演出と演者の
中で沸き立っています。必要性のある容赦ない裸体。言葉のいらない
怒号の動き。言葉一つで幾重にも変化する魂の脆弱さ。ほおずりした
いほどの知性に打ち付けられた、無骨な演出です。おもしろい!

この映画を観て不遜にも思ったのですが、2人の腕が立ち、身も心も
知り合った役者と、最近の一眼レフがあれば、面白い、映画が撮れ
るかもしれない。そう言えば、最近CanonがEOS70Dを出しました。
これは、写真よりも動画に非常に力を入れています。本気で満足の
行く、映画が撮れるカメラです。

この映画を見終わった後、何よりもの感想が、「映画を撮りたい」
その一言でした。この様な映画は到底撮れやしませんが、限られた
ロケーションと、キャスト、に芳醇な脚本と、的確な演出が振りか
けられたら、もしかしたら撮れるかもしれない。そんな、妄想に駆
り立てられる。この映画の最高な評価はそれに尽きる。

もしかしたら、Canonは確信犯的に今後、静止画を捨てて、動画へ
カメラを変化させようとしてるのか、そう、思わされました。それ
だけ、動画市場は広く、深く、魅惑的です。話はずれてしまいまし
たが、この映画の出来が、Canonのカメラ戦略の方向と見事に合致
しちょっと空恐ろしく、ちょっと愉快に感じたNikonおたくの僕です。

最後は映画とは違った、カメラ論になってしまいました。
それほど、限られた、本当にほんとうにシャープにフォーカスした手
持ちの武器で、ここまでの作品が作れるのか、人の心に訴えられるの
か、それならば、名も無く、力も無く、絆も無い哀れな創造者でも、
一滴の芸術を産み出すことが出来るのでは無いか?そんないちるの
光りにも似た希望を感じ書きました。

それにしても、イギリス映画は時に、こんな常識を超えた映画を作って
くれます。一時期世界の宗主国となった、英国人の持つ知性の広さと、
柔軟さ、それと偏光性は侮れない。これは、なかなか真似できないでしょう。
この監督の次回作が楽しみです。 

 

 sanpo_tiba_136_7

 

 

 




 

 




 

 

★人気ブログランキングに登録してます。 クリックご協力願います。

人気ブログランキングへ←クリック!

「ミュンヘン」を観て、映画の形を考える。

 

「つかめる!“高画質”CUBE」

H.264 HD超小型Encoder・Decoder

株式会社セイロテレコミュニケーションズ

※スポンサーサイトです。クリックすると移動します。

 

tibasanpoDSC_1889

 

  「ミュンヘン」を観る。感想もどき。

スティーヴン・スピルバーグ監督が、1972年のミュンヘン・オリンピックで実際に起きた事件の真相を、事件に関わった人々のコメントや、史実に基づいて映画化した衝撃の問題作。

ここ最近の評判のいい映画を観ながら、素晴らしい映画だけど、妙な違和感を感じて
いた理由がこの映画を観てはっきりしました。

映画としての、完成度が格段に違う。もちろん、新しい時代の新しい表現は正しいの
だけど、映画本来が受け継ぐ、表現方法の成熟度を捨てる必要は無いし、それを、
正しく受け継いで欲しいと思います。

スピルバーグの、カメラワーク、フィルムカットすべてが、延々と受け継がれた映画
の魂を、消すこと無く守り続けていることを、強く、強く、感じた作品でした。

「ダークナイト」のクリストファー・ノーランや、「ゼロ・ダーク・サーティ」の
ジョナサンビグロー、その他、新興の映画監督の作品も素晴らしいのだけど、
何かしら、落ち着かない。しっとりと、しっかりとした映画の形が無い。

この数日、黒澤明の「椿三十郎」や「蜘蛛の巣場」など、観たのですが、映画の形
を実に大切にしています。カメラや、フィルムカット、自由を許さぬ役者の動き、
それの組み合わせで、魅了する映画の息吹を息づかせる。とっても、とっても、
素晴らしい体験でした。

この映画は、スパイアクションであり、そこに、濃厚で陰惨な社会の理由が積み
重なり、息も出来ない現実の世界情勢を見せていきます。そして、社会の隙間に
生活をしながら、人には見えない戦争を継続してる性が存在実に地味で希薄な動
きを見せます。

スティーブン・セガールや007の様な派手な立ち回りも無く、人が気づかないこ
とを基本としている対応の連続です。それを、一時も睡魔に襲わせず、また、
夢想に耽らせさせ無かったのは、たぐいまれなる、映画としての構図と意図と、
絶望的な現実に置かれた人の顔でありました。そして、それを3時間弱まったく、
途切れさせず、生きながらえさせたスピルバーグの才能です。

もう、彼が僕が知っている、本当の映画を魅せてくれる最後の監督なのかもし
れません。もちろん、これからも素晴らしい映画の創造者は確実に現れると、
胸を張って答える方々がいる。しかし、それは僕の映画ではなく、全く、違っ
た映画のようなもの、別の意味での想像の極み。美の表現です。

映画を観る環境や、観る人々の目的も違っている。それを、考えると、僕の
知っている、本当の映画というものは、老兵のごとく消え去るものになる。
それが、人は進化と言うだろうし、新たな飛躍とも言うかもしれません。

それは、それで一概に悪とは言えないのです。

なんだか、この映画を観ながら、あんまりもしっかりとした腰のあるスピル
バーグの演出に感心したので、こんなことを書いてしましました。 

それから、役者も良かった。主人公を演じているエリック・バナなかなか
好感を持てる人で好きですね。ふと思ったのですが、彼にバットマンをやって
もらってもいいのではないでしょうか。ちょっと、過ぎますが、あの、シャイで
陰のあるところが悪くないと思うのですが。 

 

tibasanpoDSC_1888

 

 

 




 

 




 

 

★人気ブログランキングに登録してます。 クリックご協力願います。

人気ブログランキングへ←クリック!

「光の方へ」愚かな男の性

oze-japan-2013

 

 

このあいだ「光の方へ」という映画を観ました。

社会ドラマでかなり重い内容でしたが、その分とても深く感動しました。

育児放棄の母親のもと育った兄弟が、トラウマを抱えて生長し、
人生の葛藤を感じながら自暴自棄に生活している姿を描いていました。

兄はアウトローとして独りで生きており、弟はジャンキーのシングルファーザー
として、幼い息子を育てています。

息子はとても愛らしく、父である弟も心から愛してはいるのですが、
麻薬中毒から抜けられない。なんだか、男の弱さ、浅ましさを感じました。

自分自身もそうですが、男は子供のためといいながら自分を変えることは
難しいのかもしれません。自分を捨てられないというか、愛するもの為に
変わることが出来ないというか、弱くずるく逃げてしまうところがあります。

女性の方が、逃げず、強く、自分を変えることが出来るのでは無いの
でしょうか。

心底愛しているのなら、変わればいいのに、変わることが出来ず、
悪癖を続けてしまう。身勝手な世界が男にはあります。その点、女性は
愛しているもに対して、自分を変えて成長せることが出来る。

ムハマドユヌス氏がノーベル賞を取って話題になった、グラミン銀行も
お金を貸すのは男性では無く、女性です。経済力が無いから無駄になるの
では?と思うのですが、男性はお金が手に入ると、家庭が困窮しているにも
関わらず、自分のために使ってしまいます。

その点、女性は子供のためにそのお金を使います。せっせと、お金を元手
に小さな商売を初めて、家族を養おうとします。

だから、グラミン銀行では女性にお金を貸し、女性のネットワークを作り
ビジネスが円滑に進むようサポートします。

この映画で心痛むところは、麻薬の誘惑に負けて、あることが切っ掛けで身
を滅ぼす弟の息子です。思わぬ大金が入り、夢見てた生活が手に入り、
父と遊園地で夢のような生活を過ごし、これから光がに手が届くかもしれな
いその後、愚かな父の行動で光が遠のいてしまいます。

自分の息子に重ね合わせ、思わず目頭が熱くなります。

こんな、考えられないような愚かな行動をしてしまう。かけがえのない
愛すべき存在がありつつも。人ごとではありません。男が持つ性ゆえの
悪なのです。

この映画は、単純明快な救いを与えてくれていません。題名にある
光などどこにも見えないまま終わるのではと思わせます。さまざまな
事件に巻き込まれ、幾度も大切な人の命が消えるのを、なすすべもなく
立ちすくみ見つめる兄。 あまりにも悲痛です。

ですが、最後の最後、ほんの少しの光が訪れて、新たな生命の延長が
感じられる。「光の方へ」進む彼らの幸を祈らざる得ない気持ちを
抱かせてくれる最後を迎えます。悪くない映画です。

最近北欧の映画が元気いいですね。
これはデンマークの映画。ミレニアムはスウェーデンでした。
ヨーロッパの映画はとても落ち着いてイメージがありますが、
なにがなにが、とても重く、過激な人間模様を、透明感のある
映像で描き。優れものが多い。次はどんな映画で出てくるのか楽しみです。 

 

oze-japan-2013

忍者王国が太秦を救う!?


「つかめる!“高画質”CUBE」

H.264 HD超小型Encoder・Decoder

株式会社セイロテレコミュニケーションズ

※スポンサーサイトです。クリックすると移動します。


thibas_DSC_1528

 

忍者王国2013 05 17 1549

 2013年5月17日金曜日 15:10太秦映画村、ニンジャで再起 体験道場80分待ちasahi.com

映画村に3月にできたアトラクション「忍者修行道場」。城壁登りや丸太渡りなどを通じて忍者気分を体感できる

忍者の人気はやっぱり人気があるのですね。

忍者に扮して城壁登りや丸太渡りで受けるとは、正直意外でしたが、子供たちや
海外の人には大受けのようです。

大型テーマパーク開業や阪神大震災の影響を越えて息を吹き返しつつあるとのこと、
結局いったことは無いのですが、太秦の映画村は関西地区の人にとっては、
親しみ深い名所の一つ。これを切っ掛けにまた復活して欲しいと願います。
 

thibas_DSC_1544

 




 




★人気ブログランキングに登録してます。 クリックご協力願います。

人気ブログランキングへ←クリック!

 

ちょっと食い足りない「ハンガー・ゲーム」

titijima_1386

「ハンガー・ゲーム」を観ました。

 

アメリカではかなりヒットしたようなので、それなりに期待して観たのですが、
正直、ものたりない気がしました。

主演は先日のアカデミー賞で主演女優賞を取ったジェニファー・ローレンス。
個人的にはあの愛嬌のあるお顔がとても気に入っています。 

ほとんど彼女の顔の演技しか記憶に残っていませんでした。

 

titijima_1391

 

もっと、派手な演出を期待していたのですが、内容は演出はかなり地味で、
物語の展開も今ひとつ精彩を欠いていました。裕福そうと貧困層の対立が
テーマの一つになっているのですが、ステレオタイプの描き方で散漫とした
感じです。

アメリカでは人気小説の映画化として、もともと知名度が高かったおかげ
で、動員数を稼げたのかもしれません。

また、アクションシーンは過度な内容を省き、かなり控えめです。これも
物足りなかった。だけど、これ以上するとアメリカでは本命の若者層が
規制で見れなくなるので、甘く味付けせざるを得なかったのでしょう。

役者は皆演技がうまく、かなり高評価でしたが、脚本の作り込みと、演出
の甘さが目立った作品でした。

titijima_1387