色々言われているけど、僕は「銀河英雄伝説 Die Neue These」を観られる幸せを噛み締めている。

かの名作が配信中

嬉しいことに「銀河英雄伝説 Die Neue These」が13話から配信されていました。

旧作からのファンなので、こんな嬉しいことはありません。毎話配信されるたびに、心躍りながら観ています。

でも、分かっています。この作品が大した支持を受けていないことを。賛否両論と言えば聞こえは良いのですが、どちらかと言うと否の方が多いのではと思っています。

確かにそれは仕方がないことです。旧作の質が神がかって素晴らしかった。声優の演技、全編クラシック音楽を使った音楽、長い物語を全て描き切った演出力。全てが限られている、今のアニメ制作状況では到底不可能なことです。

作ってくれただけで感謝

それでも、この新しく作られた銀英伝、僕はとても魅了され、作ってくれたことへ、素直に感謝しています。

何が素晴らしいかって、宇宙艦船の戦闘がとにかく綺麗で、カッコ良い。壮大な宇宙戦争のシーンや、登場する艦船がどうにもお粗末でとても物足りなかった。それを、演出と構図、ストーリの巧みで乗り切った、旧作は拍手ものですが。

でも、やっぱりスターウォーズのような、美しく迫力がある宇宙戦争が見てみたい。決して完全で完璧とは言いませんが、かなり気合の入った映像は、それだけで、大満足です。

少し、声優がしっくりこなくても。正直、ヤンの声優は今でも、なんとかならんかな?なんて、不遜なことを考えてしまいますが、そんなことで、楽しさを減らすのも、もったいない。

美しくなった、この壮大なスペースオペラを楽しんでいます。

自分とっては最高の作品

前に「響」のことを書きましたが、他人がさほど興味を示さなくても、自分にとっては不思議にツボにハマり、忘れ難くなってしまう作品があると。

この作品もそんな一つです。

新しい話を心の涙腺は決壊しながら、毎度、毎度観ているのです。心の底から、観られる喜びに震えているのです。

なぜなのか?その理由の大きな一つは、人間が作る組織を正面から見据えて描いているから。個人の資質、人が作り上げる組織、それが組み合わされ膨らんだ国家のことを中心にして描いているからなんでしょう。

これがとても不思議なのですが、僕と言う人間は、大それた天下国家の話に強く惹かれてしまう。あるべく国家(この場合右翼的なことではなく、人が生きために必要とする組織)としての正解のない問い、それに、準じてそれぞれの意思と思想、知恵で生きている人間に強く興味を抱いてしまうのです。

見事に人の上に立ったことのない男なのに。(これ名実ともに!)

これは、僕に限ったことではないでしょう。だからこそ、この作品が多くの人を惹きつけ、称賛されています。

旧作の全てをアニメ化することは難しいとは思います。でも、可能なかぎり新しい「銀河英雄伝説」を作って欲しいと願います。

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