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オリンパス 低価格のデジカメから撤退へ

Orinnpasu2013 05 17 1712

 

スマートフォンの普及に伴って低価格のデジタルカメラの販売が世界的に落ち込むなか、精密機器メーカーの「オリンパス」は低価格のデジタルカメラから撤退し、比較的、高機能な製品に絞り込んで、赤字が続く映像事業の立て直しを目指すことになりました。

 

この記事によると、オリンパスのデジタルカメラ販売台数は当初の計画を30%下回る
569万台となり、デジカメを含む「映像事業」は3年連続の赤字になったとのことです。

原因は、コンパクトデジカメの販売が大幅に落ち込んだためです。

低価格のカメラがスマホの普及で購入されなくなったことはニュースで良く取り上げ
られていますが、その影響をもろにかぶったようです。 

今後、小型、低価格のコンパクトデジカメから撤退し、高性能、高価格のミラーレス
一眼カメラに資産を集中させるとのことです。

オリンパスのカメラは写真通の間ではとても評判です。
特に、ミラーレス一眼は早くから開発し、とても“いい”カメラをたくさん作っていま
す。

特に、OM-Dは銀塩カメラのOMを彷彿とさせるデザインと、オリンパスの映像処理
技術、濃厚な色味と精細さを兼ね合わせる質の高いレンズで、ミラーレス随一とも
いえる人気があります。

ただ、結局僕はこのカメラを購入しませんでした。やはり、昔からの憧れと、
思い込み半分のカメラとしての信頼性で、Nikonのデジタル一眼レフカメラを購入
しました。

まだまだ、本格的な写真を撮ろうとしている人は、デジタル一眼レフカメラをまず
は手に入れるだろうし、選択するのは二強である、NikonかCanonになります。
プロになれなくても、本格的な写真を撮ろうとする人は、将来のレンズを揃える
ことも考えるとどうしてもこうなります。

これからのカメラを購入する層は、少しでもいい写真を撮ろうとする人たちにな
るだろうし、それ以外の人はスマホですませる。それで、これまで着実に販売され
屋台骨だった小型のコンパクトデジカメが傾いてしまいました。 

その点、ミラーレス一眼は映像が格段にいいし、レンズもそろい、なによりも女性
でも持ち運び易い小型軽量ボディです。本格的な一眼レフほど性能が必要の無い
人や、一眼レフを持っている人が サブ機としての 立ち位置で購入します。

赤字を出し続ける映像事業の立て直しの為に、捨てるものは捨てて、得意分野でに
集中させる「選択と集中」へ、やっとオリンパスも舵をとったのでしょう。

だだ、デジカメの世界はとても厳しい。非常に高価な一眼レフシステムを購入する
プロやセミプロは、圧倒的にNikon、Canonを購入します。そんな彼らを振り向か
せて興味をいだかせ、手に取らせ、懐に入れさせるには、単に性能がいい、映像が
綺麗だという基本性能の高さだけでなく、唯一無二の画と、虜にさせる形が必要
です。

今回、コンパクトデジカメを捨てることにより、浮き出た資産をどう投入して
魅惑的なカメラを作るのか、難しそうですが、興味深く見守って行きたいです。
あの味のあるズイコーレンズが消えるのは、実に哀しいですから。 

 

 

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