Netflixで「IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。」が配信されていたので観ました。

Netflixで“あれ“が配信

前作の「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」も観たので、今回も必ず観なくてはと思っていたら、Netflixでやってくれて本当に嬉しかった。

内容は多々紹介されているので書きませんが、大まかに言うと大人になった主人公たちが、再び戦う話。

前作が予想外の大ヒットだったので、今回はお金がかかっている!てな感じ。ただ、うまく使っているので、嫌味はありません。

特撮(こう言うのが正しいのかわからないけど)がリアルで凄い。化物が次々出てくるのだけど、現実にはない架空の存在なのに違和感がない。ああ、こっから特撮なのでと言う違和感がないのが素晴らしい。

B級の皮をかぶったA級なホラー映画

そのせいか、じわじわ、ゾクゾクくるホラーを期待すると、ちょいと違うかな?と不満を持つかもしれません。

数分間ごとに、派手なビックリがあるので、アトラクション演出が強くなっています。

でも、不思議なのが、よくあるハリウッドのビックリばっかりで中身はスッカラカンみたいなアクションホラーに限りなく近いのに、しっかりと主人公たちの悲しさや恐怖、友情や勇気が臆面もなく伝わってくる。

脚本がかなり練られているせいなのか。俳優たちの演技のおかげなのか。監督の演出力の巧みなのか、わからないのですが、B級の皮をかぶったA級なホラー映画なのが、美味しい。

飽きずに最後まで、一気に堪能できた面白い映画でした。それと、日本語吹き替えは有名な声優のオールスター共演。できれば英語と日本語それぞれ観ることをお勧めします。

次は作られない?それは

ちなみに、最近の風潮で当たると、次々と数珠つなぎで作品が作られますが、これはこれ以上ないほどスッキリと終わったので、第三弾はないみたいです。

それに、どこかのネットニュースで読んだのですが、原作者のスティーブン・キング自身が怖すぎてこの作品の次回作は作りたくないと言っているとのこと。

おまけに、ベニー・ワイズを演じていた役者が、撮っている最中悪夢を見続けて怯えていると書かれていました。

ホラー映画は日本でも海外でも、関係者に不幸が降りかかるなんて話は無数にあります。作者も演者も、まさに鬼気迫る状態で作品を作っています。あまり、深入りしない方がいいのかもしれません。観る僕たちも。

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