撮りたい時にカメラなし。が、あるじゃないか我が愛Phone！iPhone名古屋撮り歩き
出張増えて今日名古屋
最近再び出張が増えてきました。今回は名古屋に。
コロナに感染しないように自分なりに色々と気をつかって、なんとか仕事をこなしています。
コロナの時期の旅（出張）もれなく付いてくるのがGOTOトラベルのクーポン。ホテルに着いてチェックインすると、その場で一日千円分もらうことができます。
本来の目的は地元の美味しいものを食べ、名産品の購入なのでしょうけど、貧乏性の僕は、なんとコンビニで夕食と昼食を買うために使いました。
地元で有名なレストランや、飲み屋に行けば千円なんて、あっという間に消えてなくなりますが、コンビニだと結構使うことができ、なんだか大富豪になった気分です。
本来の目的じゃないですが、コンビニとはいえ地元のお店で使っているので、これも良しということでご勘弁願います。
名古屋の旅で決めたこと
今回の名古屋の旅で、心に決めたことがあります。
最近仕事が忙しくて、趣味が全くできていない。全く他人様には関係のない話ですが、僕としてはとても心苦しく思っています。
ブログをまともに書けやしないし、コロナもあって映画館で映画も観ていない（どうしても観たいアニメが2作品あり）、あちらこちら行かねばならない身なのに、何より写真が全く写せていない、愛用のNikon D7200で。
今回、少し時間に余裕がありそうなので、久しぶりの名古屋の街を、ぶらぶらしつつ撮り歩く、そのつもりでした。
歩めども、撮れども、心ここに在らず
1日目、名古屋に早めに到着し、天気も晴天。忙しいが切迫した仕事連絡は無し、これで撮らねばいつ撮るのか。勇んでカメラを引っ掴み外に飛び出しました。
街を歩きながら、気になるところでシャッターを切りつつ、ただただ歩きました。ん？どうもいまひとつ気持ちが乗らない。
名古屋の街は平日にも関わらず人が多く、久しぶりに一眼レフのでかいカメラをぶら下げて、撮り歩くのに気が引けてしまった僕がいる。
どんどん気持ちが萎え、まだ明るいうちに、ホテルへの帰路に着いたのです。せっかく重いのに持ってきたのに、情けないやら悲しいやら。
一端のカメラマン気取りで生きてきたのに、あまりの不甲斐ない姿に、愕然としました。大袈裟ですが、つきものが撮れたように意欲が消え失せていたのです。
撮りたい時にカメラなし。が、あるじゃないか我が愛Phone！
さて、次の日から本格的にお仕事。
さすがに一眼レフは持って歩けない。早めに終えてホテルに帰り、また気分を取り直して、撮り歩こうと思いつつ、現場への道をスタスタ歩いていると。
こんな時に限って、やっぱり、撮りたい場面に出くわします。
朝日に輝く街並みの姿に、これから待ち受けている過酷な（？）仕事を思案しつつも、心ならずときめきます。
いや〜これを撮りたい！ここを撮りたい！今撮りたい！
だけど、愛用の一眼レフはホテルの部屋の中。こんな場面を撮れるなら、それこそ写真を愛する者としての冥利に尽きる。どこかにカメラがないだろうか？空っぽの手で、空を探します。
その時、ポケットの中に入っているものを思い出した。そう、iPhoneです。そりゃ腐っても鯛、一眼レフで撮った方が素晴らしい映像に違いない。でも、親孝行したい時に親はなしという諺があるように、必要な時に行えないのは罪。
撮るのを諦めるのか、はたまた、多少はへたっていてもiPhoneで写真を撮るのか。
迷わず後者を選ぶ。
iPhoneを取り出し歩きながら、撮りながら、急足で仕事へ向かいます。
それから堰を切ったように、昼食の休み、仕事の帰り道、晩御飯を買いに行く道すがら、ひさしぶりに訪れる大型書店への散歩、そして、夜の繁華街（店にはもちろん入りませんよ）名古屋の街をさんざん撮り歩きました。
加工ソフトで立派な作品もどきに、その時芽生えた邪心
撮った写真をそのままだといまひとつ物足りないので、写真アプリで少しいじると、結構見れる写真になります。調子に乗ってiOSのLightroomでいじるとこれも悪くない。
切れ味の良い写真が鮮明に写ります。それに、加工アプリで思い通りの色合いや濃淡で加工すると、ちょっとした作品もどきにはなる。
一瞬、一眼売ってiPhone12Pro買っちゃおうかな。なんて、心に邪悪な思いがよぎった名古屋の夜でした。
