ほんまもんを手に入れたカメラ(万年)小僧の鼻息は今日も荒い!α7IIとSIGMA45mmとの新世界

とりあえず中古を購入

α7IIを購入したことを書いたので、手にとって色々と撮った後の感想を。

購入したのは、マップカメラでの中古品。α7IIは確か並品。スレとか剥がれとかあるが、使う分には問題無い。と言うやつ。金欠の僕は問題なく使えれば、多少汚れていても十分。少しでも安いことが正義。

レンズはSIGMA 45mm F2.8を中古で購入。これはちょっと奮発して美品。どちらかと言うと、今回はレンズ目当てにこのセットを買ったので、こちらの方に力を入れました。

両方とも、楽天のマップカメラ店で。楽天ポイントがかなり溜っていたので、今回大放出。全て購入にあて、無事予算内で購入。ほんと助かりました。

こんにちは初めてのフルサイズ

注文後、今か今かと首を長くして待つこと二日間。ヤマトのトラックが運んで来てくれました。

仕事で東京に向かう前だったのですが、ギリギリ粘って受け取るやいなや、東京の仕事先へ持ったまま直行。なんと、仕事先の駐車場で開封の儀を行うという、せっかち極まりないことをしてしまったのでした。

さて、待望のフルサイズカメラの状態ですが、薄暗い駐車場の車内で、パッと見たら結構綺麗。これはいい並品が手に入ったなあと、ほくそ笑んだが、陽の光の元よくよく見るとあちこちの角が擦れていて、白い下地が見えている。

分かってて買ったので、そんなところは気にしません。いや、ほんと、ほんとですよ(?)全体的には、とても綺麗で問題ないので、こんなもんでしょう。

このためにNikonを捨ててSONYに走った

SIGMAのレンズの方はどうかと見ると、良品だけあって、こちらはギズひとつ無い美しさ。新品と変わりません。絞りリングやピントリングもしっかりと、円滑に、動いてくれます。これは、嬉しい。

なんたって、追いすがるNikonD750捨てて、SONY α7IIを手に取った理由は、このレンズを使いたかったからなのですから。

α7IIだけなら、絶対的に金無し,才無し、時無し、暇無し、自由無しの僕は、手に入れてしまうと、色々と金が掛かりそうな匂いがプンプンするので買わなかったはず。

でも、あえて死地に挑んで、これから待ち構えているであろう負け戦を選んでしまったのは、手に収まる小ささ、いろんなプロ・アマが褒め称える写り、そして、これ重要手頃なお値段。僕が必要としているものを全て備えていました。

そして、これ以上に、どうしてもこのレンズを手に入れたかった1番の理由があります。それは、もう世の中から消滅してしまったと涙を流し悔やんだ、レンズの絞りリングが付いていることだったのです!!

これは声を大にして言いたい。絞りリングほど、直感的に視覚的に体感的に絞りを設定できる最適なものはないと。

絞りリングこそ最高そしてシャッターダイヤル復活を望む

Nikonの一眼レフをそれなりの間使ってきましたが、カメラのダイヤルを回して設定するのが、今ひとつしっくりこなくて、馴染めなかった。どれぐらい回したのかわからなくなるし、どっちに回せばが開くか絞るかこれもわからん。

その確認に、いちいちファインダーを覗いたり、液晶パネルを見たりしなくてはいけない。光の加減でこれが非常に見辛い時がある。これはイラついてしまうでしょう、そうでしょう。

今でも理想的な設定方法は、レンズに絞りダイヤル、カメラにシャッタースピードダイヤル。もうカメラの設定はこれだけあればいい。色々ありすぎて、無能な僕はついて行けていない。

願わくば、α7IIの本体ダイヤルをシャッターダイヤルに変更したくれたらそれこそ最高のなのにと、考えてしまうのは罪でしょうか。

そんなこんなで、SIGMAの45mmとSONY α7IIを積み合わせると、あら不思議。僕の理想のカメラになるのではないですか。もう、そんな夢心地の空想に身を任せ、購入への舵を勢いよく切ったのです。

右へ左へふらふらまだ悩む一押しふた押しまだ足りない

ただ、この時点ではまだ完全には購入を決めかねていて。やはり、D750との暗闘が心の奥で続いていました。確かに、SIGMA45mmとSONYα7IIの組み合わせは理想やもしれん。

でも、単焦点だし、α7IIの評価はかなり賛否があると言うか、一応今でも使えますよ〜。でも、余裕があったらα7Ⅲ買っとくべき、と言うか、そっち買わないと。なんて、心細い評価が多かった。

それに比べて、NikonのD750の評価というと、欠点が見当たらない。不満が無い。初心者が手頃な値段でまず買っとくべき、人生初のフルサイズカメラ等々なかなか手堅い評価がぞくぞくと。

だから、購入日の午前中までは、完全にNikonD750を買うことに決めていたのです。買うところも決まっていて、楽天経由でマップカメラ。

ポイントも使えるし、質のいい中古品もザクザクある。ゆっくりと品定めをして気に入ったものを手に入れるつもりでした。

ただ、最後の一押しが出来ない。どうしても自分の中で納得できない部分があり決められない。

最後は自分の手の感触

仕事の合間や、出張の荷物のついでに持ち歩くのは、あまりにも大きすぎるし重すぎる。手に余るとはこのこと。きっと、そのうち億劫になって、ケースの中でかくれんぼすることになる。そんな未来が見えて、躊躇してしまうのです。

やっぱり小さく軽いSIGMAとSONYの組み合わせが気になって、捨てがたく。最後に自分を納得させるために、近くの家電量販店に展示していたα7IIをもう一度確かめてからでも遅くない。そう思い立ち、昼休み会社を抜け出し、いざ、家電量販店へと。

展示されているα7IIを手に取り、持ち上げ、シャドウ撮影を繰り返す。これが実に手に馴染む。手の感触から伝わる心地よさが、自分の中で確かなものになった。

これだなあ。これ。この感触があればご飯何杯でもいける。

かっこよく、というか変な三文小説のごとく表現すると、体が欲し、心が納得した。と言うところなのでしょう。もう、その時、選択は色々あるだろうけど、もう、これ(α7II)とあれ(SIGMA45mmf2.8)にしてしまおうと、決めたのでした。

迷わないならそりゃ早いマップカメラで即ポチり

それからは、マッハのスピード。

速攻でマップカメラの中古品を品定めし、冒頭で書いたようにとりあえず撮れればよしと、安さに重きを置いてα7IIを、こちらを使いたいがためにとSIGMA45mmf2.8を主に購入に踏み切ったのです。

結論、自分の手の感触だけを信じて買ってしまったのです。いろんな考えに耳を塞いで。

ほんまもんの写真機を手に入れたんだと感慨深く

この数日使ってみての想いは。さてはて僕の手の感性ってやつは信じて良かったのか?

正直確かに、α7IIはやはりいい面もあれば、残念無念なところも結構ある。されど、さすがフルサイズ。APS-Cに戻れないほどの、格段に綺麗な絵を出してくれる。大満足でニンマリがエンドレス。

悩みに悩んで選んだSIGMAレンズのおかげも大きい。精細で色こいSIGMAらしい色合いで納得の写り。作品作りに精が出ます。

やはりフルサイズ質の高い絵に大満足しています。毎日の写真撮影がとても楽しくて、撮影時間を少しでも取れるように、精を出している日々になってしまいました。 

大袈裟ですが、ほんまもんの写真機をとうとうオイラも手に入れたんやなあ。と、しみじみ感慨に耽っています。それだけ、フルサイズの写りは精細感、立体感、色彩、描写の質が一つも二つも上を行っています。

よしこれで「作品」を創り出すぞと気持ちを新たにα7IIとSIGMA45mmとの写真道を邁進してまいります。



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