改めて落ち着いてNikonZ6の感想と感動
オークションとマップカメラで手に入れる
なんだかつまらないことを書いてしまい、結局NikonZ6を買ったけど、どうだったのかさっぱり?て、ことだったので、もう少し色々書いてみたい。
本体はオークションでどこかの店から落札。レンズは言わずと知れたマップカメラ、楽天ポイントがかなり貯まっていたので、それを元手にして購入。
オークションで落札したのは、あまり聞かない店だったので、とても不安で心配していたけど、前使っていた人が室内の物撮りしか使ってなく、かなりきれいと説明していたので、一か八かそれを信じて落札。
正直、少し良くない評価がついていた店だったので、本当来るまではかなりヒヤヒヤ。
カメラとレンズ同着
別々に購入したけど、レンズもカメラも同じタイミングで到着。
早速、開封して中身を確認。予想通りの品質で一安心。そこそこ安い金額で買えたカメラが、かなり美品だったのは単純にとても嬉しい。
マップカメラで買ったα7IIは角が剥げてかなり酷かった。並品とは聞いていたが、かなりがっかりしたのを覚えている。もちろん、写りは問題なかった。
写りはいいと割り切れればいいが、やっぱり、大枚叩いて買うモノだから、外側も綺麗なことを気にしてしまう。欲深いことかもしれないけれど。
レンズは、カメラ店では評判のマップカメラで購入。何度か買ったことあるし、店の評判も悪くないので安心。ただ、少しお値段が高く、並品でもそれなりの金額がする。
買ったNikon24-70f4レンズも並品で、外側に傷が。ちゃんと整備をしているようなので、その辺は目をつぶらなければ。
悲しいかなそれだけでは写せない悲し悔しきXQDカード
でも、悲しいかなレンズとカメラだけじゃ写真は写せない。
必要なものがあったでしょう。そうそう、メディアカード。何をトチ狂ったのか、粋がったのか知らないけれど、NikonはZシリーズにXQDカードなるものを採用してしまった。
これがとてもいいことはYouTubeやネットにうんちくがたくさん出ている。すごく早くて、すごく頑丈で、プロが胸を張って作品を預ける事ができる、画期的なこれからの記録メディアらしい。
まあ、素晴らしいのはわかる。
しかし、その代償として、兎にも角にも泣きたいほどに値段が高い。高い。高い。高い!
SDカードなら1,000円出せば、スナップ中心で、それも動かないビルや店、どこかの屋根、そして、風雪に耐えて突っ立っている木々等々、撮影者はひたすら動くが、被写体は微動だにしないものばかり写しているので、十分なものが買える。(プロから見ればそうじゃないかもしれないが)
それに、カードが吹っ飛んで消えてしまっても、それほど生活には関係ない。(趣味なんだから、なんたってプロじゃない!)
だから、わかってはいるが、いや、わからないが納得しないが、納得し理解しようと努力はするが、XQDカードは納得しかねている。
だけど、いくら駄々をこねても、NikonがZ6がSDに変わるわけでもなく、泣く泣く、購入することに。仕方なくても手に入れなければならないのだから。
メーカーも少なく、とりあえずSONYを選んだ。そこで、容量だが通常よく出回っているのが64GBのようだったので、それにしようかと、値段を見ると軒並み10,000円越え。
これには慄く。カードで1万!?こんな話、世の中に存在してもいいのか?一体、警察は取り締まっているのか?切符は切らないのか?民間に委託したのではないか?いや、これは駐車違反の話か。
気分の問題かもしれないが、やっぱり、どうしても一万円を超えるのは避けたい。そこで、一段落として32GBにするとどうだ。8,000円代で買えそうだ。
とりあえず、一回の撮影で大した枚数は撮らないだろうから、これぐらいでいい。と、32GBを購入。(ただ、後から考えると2千円ぐらいで倍の容量が手に入るのだから、ケチらずに65GBをいっとくべきだったと、悔やむのはお決まりの展開)
読めなければ始まらないリーダーを選ぶ
で、ここでもう一つ必要なものを思い出した。そう、リーダーを。
これまた、SDならタダでPCについてくるほど、ただ同然であちこちにある。それに、数百円も出せば、ジャンク品が手に入る。なんたって、あのAppleが、ユーザーに媚び振って復活したぐらいなのだ。SDは空気や水のように世の中にある。
振り返って、XQDカードリーダーを調べるに、高いもので1万円ぐらいする、複合タイプだけど。リーダーまで高いとお手上げだと、安くやすくと物色すると、かなり安っぽいリーダーだが、1,500円ほどと出会う。これならなんとかなりそうだ。
取り敢えず、Amazonでそれを購入。
ようやく手に取り撮り歩く
これで、写して、記録して、移して、現像する。写真撮影の基本ができるようになった。
ここまでに、何だかんだと、数日かかり、ようやくNikonZ6を手に持って、ふらっと街に繰り出せるようになった。
実質、α7IIより断然デカくなって、重くなった。だけど、バランスがいいのか持っていて重さや大きさはさほど感じない。いい具合に手に収まっている。α7IIの様な手に馴染む良さは確かになくなったけど、相棒として肩を組んでカメラを振り回す安心感はある。
すでに賽は投げられた、素晴らしい絵を作るだけ
さて写りはどうだろうか。
立体感のあり、精細な絵を作り出すSIGMAの45mm単焦点と、Nikonのズームがどれほど差があるのかと、不安と期待で胸を膨らませ、撮影した写真をMacに移し込んだ。
偉そうなことは言えないし、それほどの審美感はないけれど、素人目で見てもかなり、キレのある精細で、色鮮やかな絵が写し出される。
これなら、満足して作品作りができる。一端の芸術家風情になったような、高慢な喜びで胸がいっぱいになった。
基本的な操作や設定はこれから追々身につけていくつもり、具合良く配置されているボタンやダイヤル。わかりやすい設定。自分好みに組み替えて、手足の如く使えるように、仕込んでやろうではないか。なんだか未来が明るく感じる。
すでに賽は投げられた。泣こうが喚こうが、これからZ6との世界を作り上げなければと手に収まった相棒(Z6)を見つめて想っている。