なんとかギリギリ閉店前の紅葉を撮ってきた。

世界は赤く輝いているのに

季節の変わり目の今、世の中では紅葉が美しく、あらゆるところで赤くなった木々の華やかさを目にする。

悲しいかな、それを愛でるだけの時間をとることが出来ない忙しなく、侘しく、哀れな人生を送っているので、横目で見つつ傍観者になるしかない。

代休を取って撮りに行く

しかしだ、せっかく新たにカメラを手に入れたのだから、なんとかして、紅葉の季節を我が人生に取り込みたい。季節の中で流れゆく木々の変化を傍観することはしたくない。

と、言うことで、会社を休み。(もともと1ヶ月は会社に行く必要がないほどの代休があるので、使い果たすつもり)天の恵みか晴天の日。カメラを引っ掴んで、近くの公園にいそいそと出かけたのだった。

欲を言えば、紅葉の名所の一つや二つ、最近流行りのソロキャンプなどをしつつ、泊まり込みで撮影に勤しみたいが、そんな、用具も時間も、度胸も無いので、とりあえずは出来るところからコツコツと行うことに。

真っ赤に色づく木々

公園に着くと、真っ赤に色づく木々が目に入る。

流石に紅葉も後半。かなり、色づき散っている。木々に残っている葉は、これ以上ないほどに真っ赤に燃えて、目が覚めるほど。

閉店間近の紅葉だが、これはこれで素晴らしい。この時期に来ることが出来て本当によかったと、一人ほくそ笑む。

時間を忘れて夢中になる

昼前に撮り始めたのに、夢中になって、気がついたら4時になってしまっていた。なんと、食いしん坊のこの僕が、昼食を抜いて撮り続けたのだから、写真撮影恐るべし。

撮影を始めると、後先考えずに集中して続けてしまう。飲み食いもせず、休憩も取らず、ひたすら日が暮れて撮れなくなるまで続けてしまうことが。

おかげで、次の日は体がボロボロ。身動き取れないなんてことが。

こんなことになると、毎回、もっと休憩しつつ体のペースを掴んで撮らなきゃなあと反省するのだけど、結局は毎回同じことになる。

でもまあ、それほど夢中になれるってことを持っているのは、そう悪くないことなのかもしれないと、思っている自分もいたりするのだけど。

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