ikebukuro_japan_14-22

世の中矛盾が満ちているどうしようもなくそれはある。
だからそれを避けることが出来ない、真っ向から反対
する事を、それぞれ取り込む勇気が必要だ。

この間Podcastを聴いたら、伊集院静氏がインタビューを
受けていた。その中、彼はインターネットやスマホは
人生にとって有害である。もってのほかであると、熱く、
深く、正しく語っていた。

確かにそうだと、僕も納得した。しかし、この僕こそ
インターネットとスマホ中毒の人間だ、それに、それ
があるからこうしてブログを書いたり、フリッカーで
写真を世の中に問うたり、満たされない人生を、ほんの
ちょっぴり埋めようとしている。

また、別のPodcastでは、荻上チキ氏とライムスターの宇
多丸氏が語っていた。その内容が二人とも死にたいと、
しょっちゅう思い、無意識に言葉にもしていたようだ。

そんな彼らが、死を 受け止めて、人生を前向きに生きる
ことが出来るようになったきっかけが、インターネット
で、自分の考えを書き、それが多少なりとも人に読まれ、
認められたからだったと、語っていた。

また、同性愛の青年が、どん底の生活の中で、自分の生
きた結果をふと書いてみようと、ブログに書きつづった。
それが、人気を集め、熱い読者が生まれて、今や本を出
すまでになった。

確かに、スマホやインターネットは、人生の無駄な面が
多い。しかし、それで報われない才能の灯火が、誰知ら
ず命を消す前に、解き放たれるかもしれない。

伊集院氏の話もしかりであり、多くの無駄を、非効率を
生み出すのがスマホであり、インターネットだ。それで、
おぼれて無知に陥る若者も多い。僕も、じっくり本を読
んだ方が、知識の幅と、人生の深さを得るために必要だ
と体感している。

だけど、インターネットの有象無象の大地の中があるか
らこそ、不自由な今いる場所や、人を無視して、自分の
奥にある創造の情欲を解き放つことが出来る。それが、
見ず知らずの人に、ある面感銘と、感動を与える可能性
が息づく。

それぞれの、真実を一方的に放棄するのでなく、駆逐する
のでなく、ただただ、受け止めて租借し、自分の名で
納得いく形として組み立てる必要がある。

僕も、溺れることなく、それを見つめて自分の中で、
沈殿した才能の灯火を、世の中に探して行きたい。

ikebukuro_japan_14-18







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