凡庸雑記「あゝNikon」※超有名なポッドキャストでNikonが無かったことになっていて、ただ驚く。
有名ポッドキャストでの一言
この間少しばかりショックを受けたことがあって、今でも時々一体どう言うことなのかと思い返す。
いつも聞いている、名のあるポッドキャスト。ガジェット系でかなり詳しくApple製品や、Windows自作パソコン、カメラやその他幅広く紹介してくれて、とてもためになる番組だ。
その中、ニコンのカメラって、最近全く聞かなくなったよね。昔はカメラといえばニコンだったのに、本当にダメになった。みたいなことをしみじみ語っていた。
絶対、無敵のNikon復活と思っていたのに
この時、僕らニコン党(私はエセ)は、Z9が現れて、その高性能にひれ伏し、ニコンの並々ならぬカメラ魂、その復活の狼煙に歓喜していた。
また、発売当時は見向きもされなかったZ6やZ7が、価格が爆下がりするのを機に、物好きや懐の淋しい写真好きが手に取り、改めて性能の高さと、写真機としての作りの良さを知ることになった。(僕もその一人と言えよう。)
だから、僕の中身ではNikonカメラは完全な復活を成し遂げ、どのカメラメーカーにも劣ることのない存在となっていた。世間一般も同じ認識だと思っていた。
井の中の蛙、世の中はCかS
だけど、こんなことは井の中の蛙かもしれない。
世の中はやはりSONYとCanon。この二強が揺るぎない力を発揮して、写真と動画それぞれの世界を牛耳っている。
Youtubeで写真家やYouTuber番組をよく見ているが、大体はそれら二つの鍔迫り合い。Nikonなど蚊帳の外。
どうしても、Nikonのマイナー感が拭えないのが、もどかしい。
完璧なZ9も一言あり
それに、この二強のメーカーのフラグシップ機はさほどネガティブな意見は見受けられない。高い性能と価格が問題なく合致した比類ない写真機たち。
それに比べ、鳴り物入りで発売され、今だに手に入らないとお嘆きの御仁が無数にいるNikonの画期的フラッグシップNikonZ9。
メカニカルシャッターの廃止、高い堅牢性、心地よい操作性等々Nikonの伝統を守りつつ、革新的な挑戦もおこなっている。評価も高い。
しかし、すんなり褒め言葉だけでは終わらない。
カメラとしての基本機能は高いのだけど、ピントがいまひとつ。やっぱりNikonはいいところまで行くが、2大メーカーに比べて技術的に無理があるかもと、異口同音プロもアマも締めくくる。
Nikonへの郷愁
だから、過去のNikonへの郷愁が無い人間ならば、見えず考えず手に取らずとなってしまうのでろうか。あれほど、最新のガジェットに精通していて、日々、評価を伝えている信頼高いポッドキャストで、なかったことにされてしまう憂き目にあう悲しき存在にしまった哀れなNikon。
僕ぐらいはもう少し付き合ってやろうかしらと心新たにするのだった。(お前なんかに相手をされずとも、世界中のNikon愛は強固で永遠と叱責受けるに違いない。だから、言わないでほしいと願うばかり)