「サブスクリプション」に慄きもののき、我が不甲斐なさに生き方を考える

気をつけないといけない

昨今、気を付けないといけないことが世の中山の如くある。

その中で、今や世界の常識となった、「サブスクリプション」ってやつは特に恐ろしい。正真正銘危険な存在である。(実際は世の中に必要とされている画期的なサービスなのであくまでもジョーク話として)

ちっとこれぐらいならばと、月にコーヒ―杯?ハンバーガーセット一つ?映画を一本?ベストセラーの本を一冊?ぐらいを我慢すれば大丈夫!

なんて気軽な気持でひょいひょい契約したら最後、月末のカード支払いを見て顔を青くしてしまうのが、太陽が東から昇るがごとく当たり前の世界の決まり事である。

気がついたら消えていた

そう、この僕。顔をたった今青く変色させて、体中に悪寒走らせ、浅はかな考えを後悔している真っ最中だ。

数日前までは、今月はあとウン万円手元に残るから、ニコンの40mmf2.0でも買ってみようか。高いレンズは到底無理だが、これぐらいなら余裕。嬉しいことに破格の金額で破格の性能。もう、Nikonは神か。

なんて、間抜け顔をはためかせて、ふわふわと夢目心地に想いを巡らせていた。

そして、余裕しゃくしゃくで、カードの支払い金額を確かめると、そんな!なんと?あるはずの金がすっかり影も形も無くなっている。いったいどこの誰が?と喚いてみたが、その悲劇の原因は、僕自身しかない。

少し心を落ち着かせ、これからのことを考えてみる。Nikonの40mmは幻と消し去って。とにかく、おびただしい出血を止めるところから、始めなければ。

まずはサプスクリプション

その時、頭に浮かんだのがサプスクリプション。

そして思った。一体、僕は幾つのサービスを申し込んで、いつ、いくら支払っているのだろうか?

そう言えば、なんとかなるさと、必要なものだからと、思いついたら後先考えず申込でいた。この時、改めて知った、僕が何をいくついくら申し込んでいたのか、思い出せないでいることを。

そして、思った。これ以上、愚かな恐怖が世の中に存在するだろうかと。

取捨選択を考えて

いつまでも悲嘆に暮れていても仕方がないと諦めて、人生を振り返る良い機会と、惚けた頭をフル動員し、分かる範囲で(それじゃいけないのだけど)確認してみた。そして,お別れすることが可能な否かを。

まず、映像配信系では「Netflix」、「Amazonプライムビデオ」、「AppleTV+」、そして「dアニメストア」

まずは「AppleTV+」を

この中で、辞めるのを決めて、今さっき辞めたのは「AppleTV+」

Apple信者の僕だが、この一年ほど観ていないことを思い出した。開始直後は結構熱心に観ていて、作品数は少ないが、とてもクオリティの高い粒揃いの作品ばかりなので、十分楽しんでいた。

だが、作品の満足度の高さが、次観る意欲を萎えさせた。満足してしまい、次を観る意欲が湧いてこない。今ある満足を次の作品で壊されたくない。そんな、そんな思いもあった。そして、そのまま観るきっかけを失った。

どんどん、作品数も増えて、どれも質の高そうなものばかりようで、きっと、集中していくつか作品か観れば、納得しまた楽しめるようになるはず。それに、それだけでなく、真面目で誠意があり、人々に幸福と正しさを提供するAppleとしての思いやりが、少し窮屈に感じるところがあり、どうもやさぐれた気分では観ることがはばかれて、とりあえずは一旦辞めにすることにした。

ちなみに、解約したのは「Apple music」も入っている「Apple ONE」月々1,000円のもの。「Apple music」が使えなくなるのは、結構痛がったが、スッパリと諦めることにした。

玉石混合の「Netflix」はどうする?

「Netflix」もどうしようかと考えている。とにかく当たり外れが激しいので、刺激的で面白いと見始めるが、ラストはがっかりが多い。それなら、評判のいい作品が出たらその都度1ヶ月だけ申込もいいのではと思う。

それよりも内容が他の配信と重複している「dアニメストア」が真っ先かもしれない。そうしよう。

どれほどAdobeが恋しくても

あと辞めようかと考えているのが、「Adobe Illustrator」公私とも手放せなくなるほど、大変重宝しているソフトだけど、月々結構し、今年一年格安で使えたからなんとかなったが、普通の金額になると到底賄えない。

なんだかんだと言っても、天下のAdobe。代わりにとイラストソフトを買ってはみたけれど、どうしても「Illustrator」のような手に吸い付く心地よさがなく、ぎこちなさがある。でも、これも我慢しなくては。

それと、悩ましいのは「Lightroom」、「Photoshop」これは写真を趣味にする人間何は必須なので、これまで辞めなくても、いや、辞めてはいけない。と、思っていたが、Nikonの純正で踏ん張ってみても良いかもなあ。なんて考えている。

こんな状態はサブスクリプションのせいじゃなく

そのほか、思い浮かぶのが、仮想ディスクトップソフト、ウィルスソフト、それからなんだ?iOS系メモアプリになんだかんだ。実はそれがいつ、いくらだったのかすっかり忘れてしまっている。

こんな有様じゃぁ、借金地獄で目も当てられない姿になって、あの世に放り込まれる、役立たずに直行確定じゃぁないか。

年がら年中金欠に喘いでいるのは、もちろん、サブスクリプションのせいではなくて、いい加減でズボラな性格が災いしたせい、この機会を良き戒めとして、反省もどきをしている。とりあえずは。

ちゃんとした人間なら

でも、ちゃんとした中流家庭ならば、こんなつまらん話はする必要はないのだけど。何か副業でも考えた方がいいか。少しまともな甲斐性があったら、とっくにこんな心配はする海の彼方なのだけど。

そう言えば、もしかしたらと夢を見てnoteで一儲けを考えたのだけど、こりゃ到底、無理だと白旗あげて、今ではせっせと自己承認欲求の慰めモノとして使っている状態。いいのか、悪いのか思うところはあるけど、頭をひねっと創作をとにかく続けていることは、悪くないはずと、ダラダラ続けて行かなければ。

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