凡庸”写真”雑記「一発」RAWかjpegか本物はどっちだ

Nikon Z6 NIKKOR Z 24-70mm f/4S

最適なRAW現像とはいかなるものなのか?と悩みつつ、ネットをウロウロしていたら、なかなかおもしろい事を言っている人がいた。

写真の基本は撮って出しのjpeg。RAW現像はどうしようもない時のバックアップだそうな。

Nikon Z6 NIKKOR Z 24-70mm f/4S

一発勝負のjpeg写真が満足いくように、カメラ内の設定を十分理解し細かく調整して、現像せずとも思い通りの絵を作り上げている。

なかなか潔い写真への取り組み方で、関心し興味を持った。写真は撮ってからのRAW現像が命、その常識をあえて覆す面白さだ。

Nikon Z6 NIKKOR Z 24-70mm f/4S

この話に興味を持ったのは、最近どうもRAW現像がうまいぐあいに行かず、迷走状能だったからだ。

写真現像といえばプロもアマもLightroom。そのど定番を使いながらも、今一つ気に入った色が出てこない。そこでNikon純正アプリのNX studioを使ってみたら、自然な発色の上、ニコンらしいと言うのか、透明感がある繊細で精細な絵が出てきた。が、ある面では理想に近づいたのだが、なんだか薄くてどうも物足りない。全く贅沢な話だけど。

この真ん中ぐらいのがあれば。そう、思っている。

Nikon Z6 NIKKOR Z 24-70mm f/4S

先ほどのjpeg至上主義のことを読んでいて、ふっと思った。もしかして、無理してRAWをいじくるよりも、カメラの映像カスタマイズを行い、jpeg一発勝負で最高の写真を狙う方が、現像アプリに邪魔されない本来の絵が出るのではと。

これが上手くいけば、理想的な色合いの写真が手に入る上に、面倒で疲れてしまうRAW現像からおさらばできて、肩の荷がおりる。写真で自己表現なんて言っている奴にあるまじき吐露なのだけど。

Nikon Z6 NIKKOR Z 24-70mm f/4S

そこで、自分なりにカメラの設定を行いjpeg一発勝負で撮ってみた。ここに載せている写真がそれ、結構悪くない。強く明るい光の下、切れのある透明な絵が出ている。

ちなみに、RAWデータをNikon純正アプリNX studioに取り込み、(純正アプリだからカメラ設定が反映される)コントラストや明細度をいじってみたが、結果、あまり変わらないどころか、いじるほど変な具合になり、結局は初めのままで良かったとなった。

Nikon Z6 NIKKOR Z 24-70mm f/4S

もちろん、後から潰しは効かないから、黒つぶれや色飛びには気を付けないといけない。光の方向、強さ弱さ、陰影をよくよく観察し考えて撮る事になる。でも、一枚の写真にそれだけ気を遣えば、きっと写真の腕は上るはず。 

RAWで撮影し、じっくりと自分の趣向で絵を作り込んでいく醍醐味を捨てることはないが、カメラの設定を色々いじって、jpeg一発撮影の真剣勝負も果敢に挑戦すべしと考えている。

Nikon Z6 NIKKOR Z 24-70mm f/4S

Nikon Z6 NIKKOR Z 24-70mm f/4S

Nikon Z6 NIKKOR Z 24-70mm f/4S

Nikon Z6 NIKKOR Z 24-70mm f/4S

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