凡庸雑記「選択と集中」昔のビジネス書には猫も杓子も、なんでも神田でも書いていた。





Nikon Z6 NIKKOR Z 24-70mm f/4S

昔のビジネス書、経営指南書では「選択と集中」という言葉が至る所で語られていた。

成功するためには、重要な一点を選択し、そこに資産を集中させることが戦略の基本中の基本。であるらしい。

たしか、アメリカのGEを復活させた名経営者のジャック・ウェルチが語ったのか、彼の経営戦略を称してどこかの経営コンサルタントが語ったのか、忘れてしまったのだけど、物事を成功させるための戦略は何はなくとも「選択と集中」が必要なのだ。そんな受け売りで不確かな記憶だけが、脳内にこびりついている。

Nikon Z6 NIKKOR Z 24-70mm f/4S

今の私、「選択と集中」で苦しんでいる。





選択できないし、集中もできない。欲しいものは数あるけれど、手持ちの財布は薄っぺぇらい。気分だけは、経営再建中の名経営者の状態である。

ひと昔のビジネス書では、コテコテの日本人の経営コンサルタントから、散々にボロカスに、日本人は「選択」が出来ない。だから、集中すべき戦略が立てられない。と、称されていた。

Nikon Z6 NIKKOR Z 24-70mm f/4S

それは、冷静に冷酷に環境を取捨選択し、成功の可能性を突き詰めること。(受け売りだけど)

その時は、他人事だから、そうだよなぁ、日本の経営は余計な根回しや、年寄りの古い因習や、友達村社会の延長で、本当に必要なことが決められず、いろんなことがぶら下がった重いままで、身動きが取れず経営し、世界から引き離されるんだよ。なんて、したり顔で眺めていた。哀れな万年平社員の浅知恵だ。

Nikon Z6 NIKKOR Z 24-70mm f/4S

今、返す刀で「選択」に苦慮し、「集中」の矛先を絞り込めないでいる。





この間から悩んでいるのが、新規レンズを何にするのか?また、最近降って湧いたのが、iPadのバッテリー問題。そして、密かに心に留めているM1MacBook購入。

そう、これらをあれこれと思い悩んでいる昨今。

Nikon Z6 NIKKOR Z 24-70mm f/4S

そりゃ、経営状態が調子の良い超優良上場企業、例えば我がAppleみたいな?のようなキャッシュフロージャブジャブの財布事情ならば、こんな感じで大人買いができる。

とりあえず贅沢は言わないから、Nikon Z 50mm f1.8と、iPad Pro M2 11inchそれに、M1 MacBook Pro 14inchの1TBでメモリー16MBか願わくば32MBを。

ざっとこれだけ買ってしまうと、いくらだろう。

Nikon Z6 NIKKOR Z 24-70mm f/4S

本当にざっと合わせると、なんと!56万。これは……………安い、てっことは絶対ない。





そこで、考えなければならない。ここで、ジャック・ウェルチ並みの、大前研一レベルの、イーロン・マスク、もういっちょ!ジェフ・ベゾスクラスの戦略が必要となる。

彼らの真似をしてどのように資産を「選択と集中」させるのか。戦略を立てるのか。ランチェスター、孫子か、はたまたブルーオーシャンか、なんだかんだ。(神田なんとかとかもいたなぁ)

Nikon Z6 NIKKOR Z 24-70mm f/4S

ここで、資産を欲しいものに平均的にに薄く広く分散して投入することをまずは考えた。とにかく気が小さいから、一つに投入した時して失敗した時に、目も当てられないほど落ち込んでしまうから。それに、後からなんとかなる状態ではないから。

この場合、どうなるかと言うと、レンズはNikon 40mm f2にして、iPad Proは現状のまま取り敢えずバッテリーを交換する。MacBook Proは潔く諦める。





これだと、大体、4.5万。すごくコスパがいい!

Nikon Z6 NIKKOR Z 24-70mm f/4S

なんと言っても選んだのはニコンの40mm f2。

破格なのに基本性が高く、軽くて小さい。スナップや旅先で重宝すること間違いない”奥さん!”身軽なお気楽ご気楽撮影にはもってこいの、安い・軽い・写る三拍子揃った”迷”いや、”名”レンズ。





片や、今使っているiPad Pro。普通に使っていて全くモタモタトロトロしない快適さ。そりゃ、最新のM2と一緒にせいの!で使ってみたら、もう少しガンパレと、物足りなさを感じるだろうけど、これだけ使っている分では快適そのもの。

Nikon Z6 NIKKOR Z 24-70mm f/4S

高速のM2を使っても使いたいと思うような、神アプリがない現状では、どれだけ速くなっても、大した気持ちよさは味わえないだろうと、感じている。

それじゃ、この凡庸堅実、予算不要の戦略で、今すぐマップカメラとアップル銀座に走ろうか。と、良いところまで行ったのだけど、ちょっと待てよと、気持ちがうずく。

Nikon Z6 NIKKOR Z 24-70mm f/4S

Nikonには、絶対一本は持っておかなくてはいけない神レンズがある。それがそう、さっき書いたNikon 50mm f1.8。





神レンズとして世の中の賞賛を欲しいままにしているのに、子憎たらしいのが、うん十万する50mm f1.2に比べ、ギリギリ手が届くかもしれないお手軽と錯覚させる価格。

新品で約7万強。中古で6万前後。

Nikon Z6 NIKKOR Z 24-70mm f/4S

6万前後ならば、これを「選択」して、そんでもって我が資産を「集中」すれば、手に入れることができる。かも、いや、絶対的に。後々後悔するかもだけど。

これぞ、ジャック・ウェルチ、ステーブ・ジョブズ、いや今頑張っているティム・クックか、それ並みの我が人生戦略だ。

Nikon Z6 NIKKOR Z 24-70mm f/4S

一点に集中して、最高の結果を取る。これを戦略と言わずに何を戦略と言うのか。これから、写真で食べていくには、最高のツールが必要だ。最高の写真生活を、選び手に取るならば、絶対、後悔はしない限りなく”正しい”選択である。





その代わり、あいも変わらず僕のiPad Proは、バッテリー切れでイライラするし、夢のM1Macは彼方に遠のく。それらを選択外にして、冷酷に捨て切る決断をしなくてはならない。

しかし、芸術の一端としての写真が手に入る。きっと、必ず。たぶん。

Nikon Z6 NIKKOR Z 24-70mm f/4S

どれだけ、人生の成功を写真へ傾かせるのか。どれを、人生戦略の柱とするのか。人生は、とても悩ましい選択の連続であることを実感している。凡庸な人生でも戦略が必要なのだ。(気分はどこかのCEO)

こうして、日々、うだうだ書いては、撮った写真を載せている日々を過ごし、自分でも、結構書いた、撮ったと自負しているので、満足いくレンズに資産を投入しても悪くはないかとの気持ちにはなっている。

Nikon Z6 NIKKOR Z 24-70mm f/4S

これぞ一生もんだろうと思えるレンズを、奮発して手に入れても、損もしないし、価値も得られるに違いない。(損とか価値とか似つかわしくないし、下品だとは感じるのだけど)





だけど、生きていくには3万円の40mm f2で十分だろう。余った分をiPad Proを元気にして開けた方が、全般的に幸せになれる。のだろうなぁ〜。現実的な理性が押しとどめている。

Nikon Z6 NIKKOR Z 24-70mm f/4S

どちらにしても単焦点は一本買っとくのは決めている。ハービ山口さんみたいにいつか撮りたいから。(あんなに人の笑顔を心身とも近しくは撮れないだろうけど)

ぐるぐる、うだうだ、ふわふわ、こんなことを頭の中で巡らせては、「選択」と「集中」なんて、知っているが使いこなせない、その場の気分でうろうろしている無戦略の人生を浪費してきた僕の最近の吐露をつらつらと。近いうちに決着をつけなくては。

Nikon Z6 NIKKOR Z 24-70mm f/4S

気がついたらこんなにも無駄に長く書いてしまった。とにかく疲れたので、この辺で終わり。速く帰って来いと家人からの催促もあったし。綺麗に整えたいが、本当に書き疲れて頭がパンク。良い加減で放りっぱなしのままで捧げます。あなたに。

Nikon Z6 NIKKOR Z 24-70mm f/4S

ちなみに、ぜんぶ写真も撮りっぱなしのjpeg。





なんや、僕のアホな目で見たらもう現像せんでも十分やな。これでいいやん、ホンマ。皆さんどうやろう。もう、本気で月千圓のLightroom解約しようかな。いや、ほんま、どうしよう。(下品な関西弁で書いてもうた。育ちがわかるやん。)

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