昨日 14:09 したたかな欧米人「日本柔道はなぜ勝てないか」 PRESIDENT Online – PRESIDENT PRESIDENT Online:「仕事人×生活人」のための問題解決塾

 

 

日本人は自ら進んでルールに従うが、欧米人は自分の都合に合わせてルールを変えようとする。根底から考え方が違うのだ。

さほどスポーツには関心無いので気がつかなかったのですが、
柔道の成績が芳しくないようです。2012年のロンドン五輪で
は、金メダル無しだったとのこと。柔道と言えば日本はもう
過去の話のようです。

記事では日本柔道の停滞を、ルールへの対応のまずさだと語
っています。ヨーロッパ主導で、日本が得意とする一本狙い
の評価から、ポイント獲得の評価へルール変更がされている
とのこと。日本はその変化に対応できなかったとのことです。

そして、そのルール対応以前に、ルールづくりに日本は参加
できていないのが、根本的な原因と分析しています。

これは日本人が「ルールはお上がつくるもの。自分たちは粛
々と従えばいい」と自ら進んでルールに従うが、欧米人のよ
うにルールを変えようという考え方に立てないからだと指摘
しています。

グローバル化によってルールが統一される時代になると、ル
ールへの対応力より、ルールづくりへの参画度が勝負を分け
るようになる。常に修正点を見極め、「ルールは随時変える
もの」として、積極的にルールづくりに参加することが必要
になる。そう、説いています。

その為には。日本がルールづくりの基礎を身につけるため、
まずは、ルールとプリンシブルに立ち返る事が必要のとのこと
です。

ルールは明文化された規則であるが、プリンシブルは行動の基
となる原則や流儀で自律的なもの。それぞれの考えが分かれた
とき、プリンシブルに立ち返る事が求められます。

また、今ある市場の事だけではなく、ルールづくりに関係する
市場以外の関係に力を注ぎ、有利に運ぶことも大切だとありま
す。

ビジネスを成功させるための限定された市場戦略だけでなく、
広い関係性を視野に入れた、“非市場戦略”が必要となるとの
ことです。

振り返るに、なぜだかか前からの決まり事(ルール)に、首を傾げ
つつも、行動していることの多い私たちです。それが、美徳でも
あるのですが、気がつけば有利な場所を取られていて、不自由な
中で戦わなければならなくなっている弱みにもなっています。

高い能力を発揮して精一杯生き抜くよりも、有利な場所で楽な戦
いをする方が正しい。その認識をもっとすべきなのでしょうか。
どうしても、努力とか、根性とか、忍耐とか、能力とかの高低で
勝てると思ってしまう。私もそんな一人ですが。

ただ、どうでしょうか。戦国大名などの戦い方など見るに、戦う
以前に、権威を利用したり、世論を動かしたりして、自分の有利な
場所づくりを巧妙に行っています。元々日本人にも能力は備わって
いるはずですから、意識して身につけていけば、自ずと結果はでて
くるのではないでしょうか。

 

 

 

 




 

 




 

 

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