昨日 13:20 革命的アイデア。あるはずのものが一切ない図書館 ギズモード・ジャパン
近未来的な見た目もピッタリ。 こちらの写真はフロリダ・ポリテクニック
大学の新しい図書館の様子です。しかし何かがおかしい…。
図書館で絶対必要なものとはなんでしょう。そう、本です。
なんと、この図書館ではその本が一切置いていないのです。
この図書館では全てが電子図書。電子図書のみが読める
システムになっています。
このシステムに投資した資金は約63億円。発行元との契約
で、大学の生徒が本を必要とし、アクセスすると自動的に
出版社から購入し、電子図書としてコレクションされ、
無料で読めるようになります。
このような思い切った電子図書システムを作り上げた
フロリダ・ポリテック大学は、主に、サイエンス、テクノロ
ジー、工学、数学など理系分野の大学で有り、この分野は
電子書籍が普及しているとのことで、その為、このような
革新的なシステムに抵抗が少なかったようです。
図書館でよく本を借ります。読みたい本はまず借りること
ができません。それに、仕事で必要な技術書はとても値が
はります。おいそれとは買うことができない。
このように電子書籍で端末にダウンロードレンタルできる
ようになれば、そんな不便からおさらばできとても助かる
のですが、そんなことになれば、青色吐息の街の本屋さん
はますます厳しくなります。
日本で実現するのは難しいでしょうね。不便を解決すれば、
誰かが不便を被る。それを分かっていながら、無邪気に
やったもん勝ちをを決めちゃうのが、イノベーションとい
うやつなのでしょうけど。
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