FPU

 

親指シフトもだいぶ慣れてきたので、思い切ってキーボードを買いました。 でも、新品を買うお金も勇気もないので、中古品です。

たまたまAmazonを覗いていたら、ちょうど格安で中古が出ていました。少し悩んだのですが、この機会を逃すともう出てこないのではないかと、結果、購入ボタンをクリックしていました。

買ったのは親指シフトの定番と言える、「PFU Happy Hacking Keyboard Lite2 for Mac」

とても打ちやすくて指の負担が少ない、評判の高い製品です。ただ、中古品のため、黄ばみがあると説明欄に書かれていました。外側のヨドレや傷は大して気にしないのですが、気にしているのは、キーがちゃんと押せるかどうかです。

よく古いキーボードで、キーが硬くなっていて、うまく押せない場合があります。そんな障害が出ないだろうか、正直不安、今ちょっと後悔。博打のような買い方をしてしまいました。それならば、新品を買えばいいのにと、ご指摘されると心苦しいのですけど。

とにかく、外側はオンボロでも、中身は錦のようなキーボードが来ることを祈りつつ、待ってみたいと思います。

それにしても、牛歩のような歩みを続けています。根がせっかちで、勢いよく打ち始めるのですが、打ち間違いが多くで、途中間違って全部消し、初めから打ち直し、なんてことがとても多くて困っています。

それでも、時たま慣れたキーが続くと、ほとんど指を動かさず素直に楽に打つことができます。こんな時には、やっぱり、親指シフトは最高だなあと感心します。多くの文筆家がこよなく愛しているわけがほんのちょっぴりわかります。そして、何としても親指シフトを我が物にせんと、粉骨砕身努力せねばと、決意を新たにするのです。

でも、現実は厳しく、無意識のレベルで打てるには程遠く、挫折の二文字がふわふわと頭に浮かぶ。そんな、心迷う日々を過ごしている最中です。

前にも書いたのですが、今では仕事もブログも親指シフトで書いています。正直、生産性はガタ落ちの状態です。ローマ字打ちでは頭の中で思いついたことを、瞬時に文章に変えることができていましたが、まだまだその域に達しておらず、頭の中でキーの位置を思い出しつつ、一つ一つ確かめながら、頭の中で反復しながら、うろうろ打っている状態です。

そのうち今の苛立たしさが嘘のように、スイスイ打てるように必ずなるんだと、折れそうな心を鼓舞しながら、今日もせっせと親指シフトを練習しています。