万年筆 LAMY・ダイソー・DIME(2)万年筆 LAMY・ダイソー・DIME(2) / masato_photo

 

こんにちは万年筆です。ご主人の文章。

こんにちは万年です。今日もご主人は四苦八苦しながら、あれこれ書いています。

何かに流されることと、何かから学ぶことは同じことかもしれません。 ご主人は、ひと様の文章を読んだときに、なにか閃きみたいなものを感じて、 それから、俄然書けるようになるときがあります。

人まねなんですが、それでも、自分の中に詰まっていた想いを、外に出すこと が出来ます。人の真似が、いつか自分自身の言葉に変わればいいことなのです。

それでも、少し間が空くと、人の言葉を忘れてしまい、どう書けばいいのか分 からなくなってしまうご主人です。

ひたすら、真似したい人の言葉を読み続けるしか無いのか、人の言葉に左右されない 自分の言葉を見つけるのか。そりゃ自分の言葉を作り出すのが一番いいのですけど、 そうは問屋が卸さない。

名を成す小説家が偉大なのがよく分かります。

ご主人みたいな自分の言葉を持てない人はひたすら読んで、忘れないうちに、ひたすら 書いて、毎日を四苦八苦するしか無いのでしょう。

それと、少々無様な文章でも、変な自信を持って、どんどん世に出していくことが必要 です。出さないと、書いた文章に覚悟が乗らないと思うのです。

それにしても、ご主人は人の言葉に触発されることがとても多い。

頭の中に言葉が入ってくる瞬間、いろんな言葉が頭に広がります。こうなれば しめたものです。すいすいぼくを使って、書き殴り始めます。

ご主人の熱い想いがぼくに伝わり、とても、楽しい一時を過ごすことができ、 なんともいい気分です。

そんな瞬間は最近とても少なくて、とても寂しい。

書くことが、自分にとってけっして無駄なことではないのですから、 ご主人にはへんな落ち込みや、自負心など捨てて、楽しくつらつらと日々を 書いて欲しい、そう思っています。