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オンライン宿泊予約サイトBooking.comは7月28日、日本市場により力を入れて積極的に展開していくことを明らかにした。
訪日外国人観光客が、積極的な“観光立国日本”アピールや、円高の影響で、増加しています。記事によると、2015年4月は前年同月比で44%増加していると伝えています。
好調な訪日観光客の数を踏まえ、今後、オンライン宿泊予約サイトBooking.comは、日本市場により力を入れ、積極展開をしていくとのことです。
あまり聞きなじみの無い予約サイトですが、1996年にオランダのアムステルダムでスタートした企業で、もうすぐ20周年。218の国で展開しているようです。日本では2009年にオフィスを開設し、1人の社員からスタート。今では約200名の従業員がいるとのことです。
現在、国内で東京、大阪、福岡、札幌の5カ所に事務所があるが、11月には沖縄にも開設。また、スマートフォン用予約アプリも今回強化したとのことです。
宿泊予約サイトは、すでに楽天トラベルや一休コムなど、その他多数がしのぎを削っています。その中で、後発の Booking.comがどれだけ結果を出せるのか、厳しい状況でしょう。他のサービスには無い特色を、全面的に出していかなくてはならないと思います。
日本はホテルの数が少なく、今後の観光客の受け入れが困難になると予想されています。日本人が知らないようなホテルにも、宿泊している現状です。ホテル予約サイトは、予約者の囲い込み以上に、宿泊施設との関係確保が重要になって来ます。
好調な訪日観光を好機として、多くの宿泊予約サイトが林立しますが、顧客よりもホテル争奪戦が活発になり、契約ホテルの数で勝負がきまりそうです。いったいどこが勝者になるでしょうか。