↑この記事のネタ元です。

そうしたテストのひとつを考案したロバート・ヘア博士は、2010年に全米の200人以上の企業経営者と、いわゆる一般人とでサイコパス度を比較しました。結果、経営陣のほうが明らかにサイコパス度が高かったのです。

確かに会社の経営者にはサイコパスが多そうです。

天才と何とかは紙一重と言いますが、あながち嘘ではないようです。 サイコパスの特徴として以下の内容があります。記事からの引用です。

  • 非情さ
  • 魅力
  • 一点集中力
  • 精神の強靭さ
  • 恐怖心の欠如
  • マインドフルネス
  • 行動力

サイコパスの特徴を持つ人にはこれらの要素が強く観られる。 でも、これってカリスマCEOと呼ばれる人が持っている特徴じゃないでしょうか。

Appleのスティーブ・ジョブズとか、完全に人の事を考えず、自分の理想に人を 強引に巻き込みますし、目標に対しては凄い集中力で、時間関係無しに働き、 部下にも同じ基準を強制します。

それでいて、凄い人を惹きつける魅力があり、内外で信奉者が多数いる。

そう言えば、ビル・ゲイツも非情さはなみのものでは無くて、日本マイクロソフトの 元社長、古川享氏の話では、彼の叱責は並大抵のものでは無く、自殺も考えたほどの 激しさで、古川氏の真っ黒だった髪は、5年間で真っ白になったとのことです。

時代を切り開いていく人は本当に紙一重というか、一歩道を変えると犯罪者ですよね。 結局は、良くも悪くも人の世の変化を即すには、そんな毒が必要なのかもしれません。

ただ、出来ればそんな人の下では、私なんか働きたくないですけど。

それから、ちょっと恐ろしいというか、興味深いというか、人為的にサイコパス度を上げることが出来るようです。扁桃体とつながった部分を電磁的に刺激実験を行った結果、一時的にサイコパス度が上がりました。

ダットン博士は、自身の扁桃体とつながった部分を電磁的に刺激することで、一時的にサイコパス能力を高める実験まで行いました。扁桃体は脳の奥深くにあり、外部から直接刺激することはできませんが、関連した大脳皮質を頭の表面から刺激して、感情の働き方を変えることができるのです。

これを軍事的に利用すると、恐怖心を抑えて、集中力を高め、精神の強靱な精神力を持った兵士を作ることが出来ます。 ただ、精神疾患等の治療に使えば、意欲の向上や、対人恐怖症の治療、などに効果を発揮しそうです。それこそ、ベンチャー経営者がドーピングするみたいにサイコパス処置をするかもしれません。何事にも良し悪しがありますから、出来れば世の中のために使って欲しいですね。

まあ、僕なんかが思うのは、一番いいのは優しくて、穏やかな社長さんが、自由奔放にやらせてくれて、のびのひとその下で いろんなアイデアを試してみることなんですが、それじゃ駄目なんですかね。一人の天才が全体を引っかき回し、強引に世の中の理を変えるのもいいのですけど、ちょっとそれだけじゃない世界もありなんじゃないかなと思ったりしたりして。

僕なんかは、昔そんな人の下で働いているときほど、自分自身も成長し実績も出たし、周りも尋常じゃないほど一体感があって、 凄い実績を出した経験があります。日本の長期経営している企業なんかそんなとこあるんじゃないかなと感じます。サイコパス経営者 も正しいでしょうけど、非サイコバス経営者も悪くないのでは。

でも、褒められて伸びるタイプなんで、正直怒られるのが嫌なだけなのかもしれませんけど。