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アップルは10日、Siriでの音声入力や検索を強化し、新OS「tvOS」によりアプリ追加などに対応した新「Apple TV」を発表した。HDMIを装備してテレビなどに接続できる小型セットトップボックス(STB)で、米国で10月下旬より発売。価格はストレージメモリ32GBモデルが149ドル、64GBが199ドル。

最近、Netflixのお試し視聴に申し込んだり、GyaOでアニメを楽しんでいたりして、 俄然、動画配信サービスに興味が出ている僕です。

時間を気にせず、いつでも好きな動画が観られるのはとても便利です。一度これを味わうと、 放送時間に縛られたり、途中にマーシャルが入りイライラさせられるTVなど、観なくなります。

これからも、どんどん動画配信サービスへ視聴環境が移行していくことを感じます。

今の視聴環境は、iPadかMacなのですが、動画配信が中心になると、やはり大画面で楽しみたくなります。 その為には、動画配信サービスを受信出来るTVか、ここで紹介されているAppleTVが確約するでしょう。

今の時期に、ようやくAppleがAppleTVを新しくしたのは、そんな視聴環境の流れに乗る、最高のタイミング に即したものに違いありません。推測ですが。

いかに、動画配信サービスを取り込み、自分たちに有利な流れに変えていくのか、プラットフォームを つかみ取る戦いの火ぶたが切って落とされた。そんな、感じを受けました。

まったく新しくなったAppleTVは、アプリを追加可能な「tvOS」を採用し、Bluetoothリモコンを使ったタッチ操作、Siriによる音声入力/操作に対応しました。その為に、旧製品よりも高額となり、ストレージメモリ32GBモデルが149ドル、64GBが199ドルです。

興味があるのが、Siriで音声検索が出来るようになったことです。今、Netflixでドラマや映画を観ていますが、 探すのが意外に面倒で、困っています。お薦め作品がランダムに出ては来るのですが、ほかの作品も探したい。 そうなると、とたんに面倒になります。

ジャンルや、アイウエオ順などで、作品が並んで出てこないからです。なぜだかは分かりませんが、 それがありません。視聴者の嗜好に合わせて作品を紹介するアルゴリズムに自信があるのか、 アルゴリズムを作り上げるために必要なのか分かりませんが、どうにも、納得いかないところがあります。

表示されていない作品以外のものを探すには、検索窓から作品名を入力する必要があります。うろ覚えの作品や、 そもそも作品名を知らない作品は探し出すことができない。これは、機会損失です。

それが、Siriによる曖昧検索で、探し出せたなら作品にとっても、視聴者にとってもハッピーになります。 記事によると、「ジェイソン・ベイトマンで映画を探す」、「’80年代から最高に面白い映画を探す」みたいに、 会話する形で検索可能とのことです。

音声で、会話をしながら、観たい気分に沿った作品と出会える。ワクワクします。

これから、AppleTVやAppleの動画配信サービスが、どう展開して成長していくかは、この激しい競争の中 まったく霧の中です。でも、最初の一手としては悪くないのではと思います。