Lighttop

↑この記事のネタ元です。


16基の焦点距離の異なるカメラモジュールを搭載することで、一眼レフやミラーレスカメラにも匹敵する画質の写真が撮れるとうたうコンパクトカメラ「Light L16」の予約受付が開始した。予約価格は1299ドル(約16万円)。

カメラは今のところ日本の独壇場ですが、皆似たり寄ったりで、画期的なイノベーションが起きていません。本当ならば、古くからのカメラを凌駕するような製品を日本から発売してほしくと願っていますが、今まで見る限りでは、SONYがミラーレスの35mm一眼を出しているぐらいで、ニコンやキヤノンは昔の内容を引きずったままです。

そんな勝手な心配をしていたら、とても魅力的なカメラが発表されました。16気の焦点距離の違うカメラモジュールを搭載し、それで同時に撮影した写真を、コンピューターで合成することで、なんと、5200万画素の写真を撮影することができます。

16基のカメラモジュールを搭載しているのだから、とても大きなボディーになるのかと思いきや、片手で軽々ともてるほどの小ささのコンパクトカメラです。それに、シャッターボタン以外は物理ボタンがなくて、液晶のタッチパネルで操作します。ですから、ポケットにもすんなり入り、携帯にとても便利です。

また、16基のカメラモジュールで同時に撮影するため、後から好きなところへピントを合わせることもできるようです。

小さくて使い方も簡単。それに、5200万画素の超高精細画像。おまけに、後からピントや露出を自由に変更できるのですから、スナップ写真や旅行写真を撮るには最高でしょう。
興味を持つプロの人もいるのではないでしょうか。

実際どれだけ撮影に使えるのかはわかりませんが、カメラのイノベーションです。日本のカメラが世界を席巻していますが、こんな発想はできませんし、自分たちの資産を破壊するような事は進んでできない。まさに、イノベーションのジレンマ。

これからも、このような奇想天外で、魅力的なカメラが世界中で開発されるはず、その時、
日本のカメラメーカーはどう打ち勝つのでしょうか。ちょと心配です。


[light.cox]