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東芝、富士通、VAIOの3社がPC事業を統合する検討に入ったと伝えた4日付けの一部報道について、東芝と富士通がコメント。

東芝、富士通、VAIOがPC部門を統合する検討に入ったとの報道が、日本経済新聞より伝えられました。しかし、東芝と富士通はそれぞれ、自社で発表したものではないとの、コメントを出したとのことです。

日本経済新聞によると、三社が年内に基本合意し、来年4月にVAIOを存続会社として、新体制を発足させると伝えました。また、読売新聞は、東芝かPC事業を切り離し、富士通との合弁会社を設立する方向だとも伝えています。

日本のPC事業の厳しさを伝える記事です。水面下で、様々な交渉が続けられているのでしょう。正解で初めてのノートPC、ダイナブックで名を馳せた東芝も、あのスティーブ・ジョブズも憧れたPCのVAIOも、軒並み厳しい状況になっています。低価格化や、スマホやタブレットの普及などで、競争力が無くなり売上減になった結果です。

東芝のPC事業のことを書いている記事を読むと、知名度が高く、個人販売が安定していたため、法人販売への取り組みが遅く、それが個人販売が厳しくなった今、厳しい結果になっています。個人使用が少なくなっている今、PCが大量に販売できるのは、法人への販路のみとなります。でも、それも、タブレットが虎視眈々と狙っているのですがら、厳しい現実が待ってます。

これから、PC事業を存続されるためには、特別な存在になる必要がなるのですが、人の目を引くブランド力をつけるには、単に機能を追加したり、デザインをよくしたりするだけでは難しく、根本的な意識の改革が必要です。

ただ、日本ではパナソニックのレッツノートが、特別な魅力を放っていて、高価格ですが指名買いするユーザーもいます。今後、PC部門を盛り返すには、このような一工夫した製品や、サービスが必要でしょう。でも、そんなことして、結果の見えない試行錯誤するよりも、売ってしまった方が、手離れいいと考えているのかもしれません。

 








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