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Evernoteが大幅な改変をした。無料ユーザーには厳しい現実。


この変更は、実質的なサービス有料化と受け止めるユーザーが少なくないかもしれません。

無料ユーザーには痛い突然の改定

Evernoteのサービスプランが大幅に変更された。無料ユーザーには厳しい内容になり、同期できるのは端末は2台のみ。今や複数台同期をしている人が多い中、これではとても痛い。僕もその一人で、MacとiPhone、iPad、それにwinで同期を取っている。

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Evernoteが無料ユーザーに厳しい変更、同期可能な端末を2台に制限 有料プランも大幅値上げ

これが2台までになるので、どうするか思案している。WEB版は関係なく使用できるので、MacとWINはそれにして、iPhoneとiPadはアプリを使用しようかなとも考えている。

でも、Macでソフト版のEvernoteか使えないのは致命的に面倒。こうなったら、iPadはやめにするかなんてのも考えている。

変更された内容は有料ユーザーへの誘い

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今回の改変のポイントは、端末数の制限と、サービス価格の変更。内容はこのようになる。今回の改定は2016年8月15日以降の更新日から適用とのこと。

  • ベーシック 60MBのアップロード 2台の端末同期 無料
  • プラス 1GBのアップロード すべての端末同期 年間3100円もしくは月360円
  • プレミアム 10GBのアップロード すべての端末同期 年間5200円

もちろんこれにいろんな特典機能が追加されている。便利そうなのはメールで投稿できる機能。Evernoteを立ちあげなくてもどんどん投稿できる。会社のスキャナーにメール機能がある。それを利用して直接投稿できれば、とても便利だ。同期が無制限になるのと、この機能が付いてくるなら有料にしようかなと考えている。

少し使い込んでいるユーザーには現実的にプラスを選択するのがいい。それほど高くないので、Evernote税として支払っても損はない。

いつもそこにEvernoteがあったのに

今までなに不自由なく使っていたが、無料ではかなり不便になる。無料のユーザーにそこまですることはないと、現実的になったのか、ならざるをえなかったのか。この記事によると、やはり後者のようだ。

元社員らに聞く「エバーノートはなぜ深刻な状況に陥ったのか」(前編)

ライフハック系のニュースの中心にはいつもEvernoteがあった。今でもそうだ。それに、人懐っこいCEOフィル・リービン氏が広告塔になり、知名度は抜群だったか。が、経営的にはとても厳しい現状が続いていたようだ。

登録ユーザーは一億5千万人にも達しているのに、収益面では糸口が見えなかった。現在新たにCEOに着いたクリス・オニール氏を船頭として、経営転換やコスト削減に乗り出している。しかし、現状は相変わらず厳しい。

Evernoteの新CEO、クリス・オニールって誰?なぜこのタイミングでの交代なのか?

凋落の原因

凋落の原因は焦点の欠如と記事では述べている。現在のサービスを深掘りし、より魅力的なサービス展開で有料ユーザーを確保することをせず、新製品や新機能の量産し、リソースを消費した。社内では間違ったことを優先しているとの空気が漂っていた。

新製品が市場をつかめなかった、つかめるようなものにならなかったのは、正式な市場調査チームや有用性評価チームがなかったからだとの指摘もある。市場テストが重視されておらず、パグや問題点を含んだ製品がそのまま市場に出ることとなり、事実、問題が起こった。

新製品や新機能が芳しくない状態の上、最大の問題点が無料ユーザーの固定化。無料ユーザー、これは僕もそうなのだが、有料ユーザーに転換しなかった。社内でも無料ユーザーから有料ユーザーへの転換に対する取り組みが、今一歩欠けていたようだ。

背に腹はかえられぬ、その先には何が見えぬ未来

今回、強引とも考えられるやり方で、唐突、無料ユーザーの機能削減と、有料ユーザーへの価格増をアナウンスしたのは、よほど背に腹はかえられぬ状態なのだからだろう。仕方がないとはいえ、少しばかり引っかかる。

それにしても、Evernoteは生活に浸透している。正直、動きは散漫で重く、融通きかないソフトなので、一旦はやめてしまおうかなとも考えたが、どうしても総合的にカバーできるものがなくて、そのまま使っている。最近特に評判が良くなったONENOTEを使おうとしたこともあったが、転換に至っていない。

もはやEvernoteを超越? OneNoteがすごすぎ

ただ、サービスや企業は、空気や水のように自然にいつまでも存在するものではない。人や環境の影響を受けて、消えてしまう有限なもの。それを、踏まえて一定の距離を持って付き合わないといけない。それを、改めて感じさせらさた。

やっぱり、有料版に変更しようか。この機に別のメモアプリに転向しようか。悩みどころである。










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