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IBMは、全従業員の40パーセントを占める遠隔勤務のスタッフに、オフィス勤務に戻るか退社するかを求めている。
IBMといえば最先端のビジネス環境を提供する会社のはずですが、自宅勤務を否定して、社員にオフィス勤務を変えるために強硬手段に出ています。
社員に、オフィスに戻るか、退社するかを求めているとの記事が紹介されています。
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遠隔勤務をしている社員は全体の40パーセントにものぼり、かなり実践しています。それほど、社員も望んでいたことですし、会社自体も成功させようと環境を整えたのでしょう。
ここまで遠隔勤務を推進し、実践している社員も増えたのに、一体どうして今回のように方針転換をしたのでしょうか。
記事によると、なんとも身もふたもない話らしく、「劣悪な財務環境における密かなレイオフだ。」そのために、収益が落ち続けていIBMの苦肉の作として、今回の遠隔勤務廃止の方向になったと伝えています。
愛読書の中に「巨像も踊る」があります。元CEOルイス・ガースナー著書です。旧態依然の経営で身動きの取れなくなったIBMを、あらゆる方法でハード主体の製造業から、ソフト主体のサービス業へ見事に転換させ、高収益をあげるようになりました。
それから、調子良くいろんな意欲的なビジネスサービスを展開していると思っていたのですが、どうも、状況が悪いようです。また少々重くなって、現状に置いてけぼりにされているのでしょうか。
いつでもどこでも仕事ができる遠隔勤務は僕の理想なので、それを積極的に展開していたIBMが今回停滞するのは実に残念です。ただ、諦めないでこれからも新しいビジネス環境を提供して欲しいものです。
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