IPhone Applet

↑この記事のネタ元です。


なんとスティーブ・ジョブズはもともとiPhoneに「戻る」ボタンを搭載すべきだと社内で強く主張していたそうなんです。

ボタンを二つ?

いつまでたってもスティーブ・ジョブズの話題は尽きませんね。そして、iPhoneの話も。

GIZMODにスティーブ・ジョブズがiPhoneのボタンを二つにしようとしていたということが紹介されていました。

ジョブズはiPhoneに戻るボタンを付けてるように強く主張していたようです。あのスティーブ・ジョブズですから、かなり強硬に戻るボタンを要求したのですが、Apple社員がホームボタンのみにすべきだと反論し、その結果、無事にホームボタン一個だけになったとのことです。

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スティーブ・ジョブズに勝つ

iPhone発売10周年に合わせ、出版された『The One Device: The Secret History of the iPhone』(著:Brian Merchant)にその内容が書かれています。

当初iPhoneは、ボタンなしのスクリーン真っ平らで開発を進めていたのですが、どうしてもその通りにはいかず、ホームボタンを一つ必要だとの結論になったようです。

しかし、スティーブ・ジョブズはもう一個。戻るボタンが必要だと、そがユーザーのためだと言い始めたようです。

そんな提案に対して、iPhoneのデザイナーはユーザーが一目で自分のアプリを確認できるワンボタンがいいと主張し、戻るボタン追加か、ワンボタンかの議論に勝利したとのことです。

美を理解する葛藤

スティーブ・ジョブズという人は、とんでもないほどにセンスのある人だったのですが、良くも悪くも素っ頓狂な思い入れを持つ人だったのでしょう。でも、残酷ながら本当の意味で、芸術的なセンスはなかったのかもしれません。

どちらかというと、そのような創造的な芸術性を理解できる人だったかもしれません。芸術家とそれを理解して世に出すブロデューサーとは違いますから。

彼の心の中では、創作者になりたいと切望しながら、何よりも美しいものを理解できる感性を持ちながら、形にできない葛藤と劣等感が渦巻いていたのかも。まあ、実際会ったことがないので、個人的な妄想ですが。

葛藤が産む結果

その葛藤を埋め合わせるように、見ないようにするために、なんでもかんでも、正しい感じる思いつきを主張することが結果、全体を引っ掻き回して、人の意識を混乱させ、その結果より深く考えさせ、とんでもないほどの結果を導き出したのかもしれません。

それにしても、Apple好きのせいか、スティーブ・ジョブズの話は彼かなくなってかなりたつのに、思わず目が止まります。一体いつになったら気にならなくなるのか、でも、気にならなくなってしまったらその時は、Appleは美しさへの渇望がなくなったつまんない会社になっているか、美しい渇望をつかんだ会社になっているのか。

後者を切に望みますがどうなるでしょうか。












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