ほぼ日の今日の言葉に成功したことはたくさん語られるが、失敗したことは語られない、そんなことを書いていた。
確かに誰しも成功物語は好むが、失敗した話は聞きたくない。他人のことでも、自分には到底できそうもないことでも、成功したとなると気分が良くなり、自分のことのように勇気が出る。
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しかし、失敗した話は、他人のことでも心が沈む。耳を塞ぎたくなる。
たが、失敗も経験であり、教訓である。自分の欠点が客観的に見られる機会になるかもしれない。失敗する芽を摘める知恵を得るかもしれない。人の悲しみを感じて、より慎重で確実な関係を周りと築くことができるようになるかもしれない。
安易な成功の法則よりも、失敗の苦味の方が糧になる場合が多いことは周知の事実である。
ただ、失敗の連続を見聞きするのは、心の闇を抱えることになる。そのために、感情に引きずられず、少し離れてところから観察する冷静さが必要となる。その強さが重要になる。
それが、普遍的に世の中に溢れる深刻な失敗を、貴重な糧にする鍵になる。そして、それを身につけたものが、成功者と呼ばれるようになる。
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