いぶし銀の演技をたっぷりと堪能。「あなたを抱きしめる日まで」

AmazonプライムビデオとNetflixで、時間があれば映画とアニメを見ていますが、感想を書こうと思いながら、頭の中で感想が複雑骨折して、一本にまとまらず文章にすることができていません。たくさん書こうとしなくても、ほんの少しでも感じたことの一端を書かなくてはと思い、最近見た映画のことを書いていきます。

見たのは「あなたを抱きしめる日まで」

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名優 ジュディ・デンチが主演の社会派のヒューマンドラマです。結構、この分野は大好きで心の触手を伸ばして見て見ました。

英国で、シングルマザーになった女性を子供と共に修道院に集め、労働をさせつつ、子供を育てていました。子供たちは、母親と共に大きくなるかといえばそうではなく、アメリカの子供が欲しい家庭に、販売されていた。

主人公の子供も、アメリカの養父母に引き取られ、離れ離れになります。高齢になった主人公は、アメリカにいると思われる子供に一目会いたいと、ジャーナリスト共に探し始める物語です。

意外やいがい、息子の現状は映画の半分ぐらいでわかってしまいます。これでは物語が終わってしまうと思いきや、ここから、新たな、息子と出会う旅が始まります。

基本的な物語はこんな感じでしょうか。最近ハリウッド映画に幻滅している僕は、演技の足腰がしっかりとした英国映画を久しぶりに堪能しました。

この映画の良さは主演のジュディ・デンチの演技一択です。もちろんそれ以外にも素晴らしいのはもちろんですが、とにかく、いぶし銀のごとく深く輝く彼女の演技に、引き込まれます。

ちょとした仕草や表情に、演技のうまさを感じます。田舎の女性を演じているのに、存在感がとてもあり風格すら感じます。

残念だったのは、iPadではなく、映画館で観たかった。最近、このようなヒューマンドラマはよほどヒットしない限り、すぐ、上映が終わってしまいます。残念なことに。

ネットフリックスなど動画配信サービスで上映することが、映画としてどうなのか?と、賛否ありますが、観られないよりはこうして目にすることができるのはありがたいことです。

もしかしたら、動画配信サービスでまずは観てもらい、評判が高まれば映画館で上映を行う。なんて、逆転上映があるかもしれません。

たくさんの良作が作られています。それをなかったことにしないために、上映のあり方も、柔軟に変化しなくては行けない時代になったのではと思います。









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