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是枝裕和監督の最新作『万引き家族』が、『第71回カンヌ国際映画祭』がパルムドールを受賞。日本映画としては21年ぶりの快挙となった。
是枝裕和監督かカンヌ国際映画際でパルムドール賞を受賞しました。
監督の映画はとても素晴らしく、日本いまや数少なくなった名前で映画を観に行く気にさせてくれる監督の一人です。
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「父になる」を観ましたが、グレングールドの演奏するゴールドベルク変奏曲を使い、この曲のもつ危険な美しさに毒されず、見事に映像に寄り添わせました。
「海街diary」は、あの綾瀬はるかを、深い演技のできる女優に変化させました。
刺激的な事件が起きるわけでは無く、日々の淡々とした生活の中その先に、深く暗い何かが潜んでいる。その中で、培われる人の愛情が、温かく描かれます。
この監督の力量に、いつも感嘆させられています。
派手なアクションや、刺激的な物語で映画を見せること無く、丁寧な人の演技でぐいぐい引きつける是枝監督の映画は、日本映画のひとつの美点に違いありません。
これからも、自分の価値観と表現方法を大切に守りつつ、より先へ日本映画を進めて欲しいと願います。
「万引き家族」の上映は6月8日です。是非とも観なくては。
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