来年こそ手帳は買いません!その決意の行方

今年心に決めたことがある。来年こそ手帳を買わない!紙の手帳から撤退して、iPhoneやiPad、Macのカレンダーやエバーノートでスケジュール管理を来年こそするのです。

毎年毎年手帳を買っていたのに、途中で書くのが面倒になって最後まで使い切ったことがありません。

これでは本当にもったいない。

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でも、この時期になり、書店や文具店に数限りない手帳が並ぶと、ついつい手に取ってしげしげ見つめてしまいます。

いつの間にか、今年は日記帳代わりにたっぷり書ける手帳がいいか、はたまたいつもポケットに入れて、見返すことが出来る小型の手帳がいいのか、真剣に考えています。

この調子だと、来年こそ手帳は買わないという、固い決意が崩れてしまいそうで、恐ろしくてしかたがありません。

数千円もする手帳にお金を投資して、それを無駄金としてどれほど捨てたやら、自分の浅はかさに幻滅しているのに、まだ、買おうと言うのですから、情けない限りです。

そんな折、iPadで雑誌を読めるようにしているのですが、その中の1冊(それが正しい表現なのか分からないのですが)にPenがあります。

その特集がなんと、手書きの良さなのです。もちろん熟読してしまいました。どれほど、悪筆で漢字を失念していても、手書きという魅惑的な行為を、体感を愛しているのです。

ただ、面倒で、過去の苦い経験が自分を縛っているため、手書きという行為には憧れと憎悪織り交ぜた感情を呼び起こしてしまうのです。

それは、愛憎入り交じる人の世の感情の発露。甘美て退廃的で、自虐的な生命の証。だって、そうでしょう、誰だって虐げられた経験は甘美な憧れを生み出します。

そんな戯言に自分を浸しながら、うっすらと手書きの恍惚を思い出し、それならば、それならば、手帳というのはその権化ではないか。そう、思ったのです。

これでは、このままでは、来年も無駄な欲望を排出し、手帳という無価値なものを、購入してしまうかもしれません。

いったい、僕はどうしたらいいのでしょう。







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