分離プラン時代にiPhoneは売れなくなるのか (1/2) – ITmedia Mobile

端末メーカーにとって大きなインパクトを与えるのが、「端末割引が2万円まで」の制限。継続利用を条件とする割引は不可になり、継続利用を条件としない場合でも2万円までしか割引を適用できなくなる。

この間家族のスマホをiPhoneXRにして、来年はいよいよ自分の番だと思っていたら、10月から総務省のお達しで、大幅な値引きは叶わなくなりました。

「電気通信事業法の一部を改正する法律(改正法)」が、2019年10月1日から施行されることが正式に決まった。通信キャリアは分離プランを始め、総務省が定めた新しいルールを守らなければならなくなる。

今までありとあらゆる術を使って、各キャリアがiPhoneを販売していました。9万、6万、ええい!もってけ!泥棒本体0円だ。なんて内容によってはかなりお得な買い方ができました。

それが、いよいよ出来なくなります。

スマホ本体の金額と、キャリアの通信料金は別物として切り離して考えるしかなくなります。

でも、大幅な値引きは各キャリアに縛り付ける結果になり、他への移行を難しくさせます。家族が入っているauは、新規購入時に値引きをし、それを4年分割。その上、2年経てば残りの2年分をauが肩代わりしてくれる。そのかわり、新しいスマホを4年分割で契約させます。

月々の支払額は安くなる。でも、この調子だと一生au一択になってしまいます。

au以外は見向きもしない、我が家庭のような信奉者ならば、相互依存で最高の関係になりますが、少しでも良い条件を臨機応変に選びたい、自由人には奥歯にものが挟まった窮屈な関係になっています。

別に肩を持つわけではありませんが、総務省も通信キャリアの純粋な通信の向上を願ってのことかもしれません。これは、ちょっとよく見過ぎかもしれませんけど。

とても賢くて、自ら損を絶対しない道筋を常に考えているお役所のことですから、二重にも三重にも考えと裏があるのかもしれません。

いい悪い別にして、iPhoneはかなり厳しい状況に置かれるのは間違いない。今まで使っていてそれ以外は使えないと思っていた人でも、高い支払いに恐れをなして比較的に安いAndroidへ移るかもしれません。

でも、Androidでも高性能な機種は高価ですから、手頃な中国系端末に移るのかも。そうなると、総務省は中国の手先?なんて思ったりして。これは考えすぎですか。

この機会に大手キャリアには、どんどんお得で多様な通信プランを発表して欲しいと思います。だいたい3GBぐらい使えればいいのですから、3GBを月1千円ぐらいにして欲しい。本体で客を呼ぶのでなくて、必要としている内容と料金で勝負して欲しいと願います。

この記事を読んで、iPhoneを手に入れるのはやっぱり、売った中古を元手に新しい機種をAppleで直接無金利ローンで買うか、それを元手にまた中古を買うか、その二択がいいのではと思います。今までもそうして来ましたから。

iPhoneは値崩れが少ないですから、中古でもいいお値段で売れます。オークションなどで販売すればなおさらです。それを元手にすれば2万円どころでなく、もっと、値引いた金額で手に入る。

この間、auも中古で買ったiPhoneのSIMロック解除をやってくれる記事を書きました。キャリア自体も端末はご自由に選んで、通信プランのみ契約してくれればと考えているのかもしれません。

それにしても、中古をわざわざ自分で売りに行き、出物の中古を探して買うなんて手間をかけるだなんて、よっぽどiPhone好きの物好きしかいなさそうです。こりゃ、やっぱりiPhoneの販売は厳しくなりそうです。

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