AirPods Pro が発売されて。望む宇宙を作ろうとするAppleが垣間見える。

AirPods Proが発売され、すでに手に入れてかなりの人がレビューしています。

ノイズキャンセル機能がかなり素晴らしく、皆、高い評価をしていました。あれだけ小さいイヤホンの中に、Appleのこだわりで妥協のない性能を詰め込んだ素晴らしい製品です。

確実に日常世界が一変する製品に違いありません。

最近のAppleは、MacやiPhone、iPadを無くてはならないものにするため、製品そのものの性能向上と共に、それを取り巻く製品群に力を入れています。

着実にそれは実り、周辺機器を快適に使うために、全てApple製品で固める人も多くなっています。その逆も。

AirPods ProはApple Watchと共に、周辺機器とは侮れない、生活を豊かに変えてゆきます。

価格は27,800円税別と、決してお安くはありませんが、価格に見合った充実感を与えてくれるはずです。と、書きながら僕にはちょっと手が出ませんけどね。

そう言えば、11月からApple独自の動画配信サービス「AppleTV +」が始まります。

テック製品の会社として結果を残してきたAppleが、多くの強豪の中で、どこまでやれるかは全くの未知数です。NetflixやAmazonなど先行しているサービスに拮抗できるようになるには、かなりの時間がかかるでしょう。ダメかもしれない。

コンテンツはお金があるから成功するわけではありません。

ただ、Appleがメインの製品を活かして、世界を充実させ、より多くに人々を惹き続けるためには、AirPods ProはApple Watchなどのハードとしての周辺機器と共に、ソフトとしてのコンテンツサービスがどうしても必要だったのでしょう。

ハード・ソフトがつながりあい、活かし合い、望む宇宙を作ろうとしているApple。これからも、やっぱり惹きつつ蹴られてしまうのか僕は。ちょっと、空恐ろしさを感じながらも、気持ちが踊ります。