ほんと、スターウォーズで泣かされるとは思いもよりませんでした。STAR WARS Review

どうもスターウォーズは相性が悪くて、いつも観た後にがっかりすることが多かったんです。

今回の最終章「スターウォーズ スカイウォーカーの夜明け」もさほど期待せず観にいきました。評判も全く確認せず、期待もせず、それで肩透かしをくらったことが多かったので。

何年かに訪れるある種お祭りとして、とりあえず観なくては。そんな義務感を抱いて。

話の序盤や中盤は予想どおりの展開、演出、映像。範疇内で楽しんでいました。つまらないわけではなく、楽しめました。ただ、可も無く不可もないよくできたエンターテイメント。

それがです。終盤になってぼんやり楽しんでいたら、あれ?あれ?と思ってる間に、不覚にも涙が出そうになりました。

絶体絶命の場面が来て、ああこんな感じで厳しい状況が都合よくひっくり返されてご都合よく終わるのだろうと思っていたら。確かにそうなんですが、そこからの展開の見せ方が本当に上手かった。

よく練られた脚本の巧みさ、それに合わせての場面演出の高さ。脚本と演出の合わせ技がこれほど上手く行った作品は近年稀。

JJエイブラハムが両方担当しているからなのか。その他補佐するスタッフが彼と相性が良かったのか。とにかく、脚本と演出の一体感がありました。

そして、題名となっている「スカイウォーカー」

最後のシーンでジョージルーカスが監督したスターウォーズ一作目の舞台。砂漠の惑星、ルークが育った場所で、大円団を迎えるレイの姿に、スターウォーズを観続けられた幸福に酔いしれたのです。

ほんと、スターウォーズで泣かされるとは思いもよりませんでした。

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