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 映画を一回観ただけで評価するのは危険なのかもしれない。この間観た
「シャイニング」もそうですが、年齢と共に、経験と共に、映画の意味
が伝わる場合があります。

この間観て正直しっくりこなかった「風立ちぬ」もそうかもしれません。
とても素晴らしい映像作品でしたが、その意味が十分理解出来ず、また、
納得できず、消化不良のまま終わりました。

そのことは、 「「風谷ぬ」その風で入り口にも立てず。」で書きました。
映像面、演出面で素晴らしい力作だとは思いつつ、途方に暮れる私の感想
を吐露した内容です。

そんな中、数日前にPodcastの「ライムスター宇田丸のウィークエンドシ
ャッフル」を聞きました。毎回おもしろためになる映画批評をしてくれて
います。観るだけで無く、膨大な資料を読み、いろんな角度から批評して
くれ、ためになり楽しめます。

Week2013 08 20 1251

この間、「風立ちぬ」の批評をしていました。この物語の本質、つまり理
解出来る人にのみ向けた、宮崎監督の個人的美学に溢れた作品であること
を語り、それが理解出来るか否かで感じる度合いが変わってくると伝えて
いました。

その彼がこの映画を3回観たと語っています。1回目は途中寝てしま
ったほどだったとのことです。これほど、この作品を賞賛し、細部にわ
たり、作者の意図を語る彼が、初めは惚けた世界で立ちすくんだわけ
です。

1回や2回では、それが深く作者の意図を表した作品では、
到底理解出来ないのかもしれません。一度観ただけで安易に評価する
ことは実に危険なことで、作者への不品行になるのかもしれません。

やっぱり、また見直すべきなのか、それにしてもお金が無い。
これが最大の障害ですか。それにしてまた観なきゃなあ。 

 

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